第三章 18
お久しぶりの更新です。
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IIMC。ここには、とんでもなく高い技術を持ったクラッカーが収容されている。
が、ならなぜ、そこに、たいした技術を持たないサーシャがいたのか?
それは、ちょっと複雑? な事情があった。
サーシャは、大学のレポートを書くのに困って、
参考になりそうなレポートを探してハッキングを繰り返していた。
その途中で、スピースと遭遇していた。
一度だけだが、同じ場所にほぼ同時に侵入に成功させていた。
しかし、事が終わってスピースが出る時、スピースが履歴を消そうとして、
サーシャが侵入したことに気が付いた。
しかも、スピースのすぐ後。
当然、スピースレベルなら、これ位簡単に気づく。
スピースがすぐに履歴を消して逃げたが、
スピースが侵入した事実を公表でもされようなら、事態は急変する。
そこで、サーシャに行き着いたわけだ。
そして、監視した。
しかし、サーシャはスピースに気づいていないようだった。
が、事実を確認するため、リンとして、構築した「ハッカー・ホイホイ」を使い、
リンの意志で、ここには似つかわしくない技術にも関わらず、IIMCに、サーシャを確保させた。
しかし、サーシャは、スピースに全く気づいていなかった。
リンにとって、全くの誤算だった。
周囲とは、格段にレベルは落ちる。
しかし、ハッカーにとって、IIMCにいた。
と、いう事実は、技術が優れているというレッテルが貼られる。
いい意味でのレッテルが。
ここから出ると、いい所に就職できる。
ならば、ここから出るにはそれなりの物を持たせないと、今後のIIMCの評価にも関わる。
IIMCでは、サーシャにこっぴどく技術の習得に努めさせた。
そうしないと、外には出られない。そう言って。
サーシャは、結局三年半。
それだけかかって、やっと、普通レベルにはなれた。
という、お粗末な結果が残った。
しかし、リンが直接仕込んだんだ、それなりには使えるようになっているはずだ。
サーシャは、不満タラタラだったが。
本編としては、一旦ここで終わります。
次回より「最終章」が、始まります。
時間がかかって申し訳ありません。
現在「最終章」執筆中です。しばし、お待ちいただけると嬉しいです。




