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第三章  18

 お久しぶりの更新です。

             11


 IIMC。ここには、とんでもなく高い技術を持ったクラッカーが収容されている。


 が、ならなぜ、そこに、たいした技術を持たないサーシャがいたのか? 



 それは、ちょっと複雑? な事情があった。




 サーシャは、大学のレポートを書くのに困って、

 参考になりそうなレポートを探してハッキングを繰り返していた。


 その途中で、スピースと遭遇していた。


 一度だけだが、同じ場所にほぼ同時に侵入に成功させていた。



 しかし、事が終わってスピースが出る時、スピースが履歴を消そうとして、

 サーシャが侵入したことに気が付いた。


 しかも、スピースのすぐ後。



 当然、スピースレベルなら、これ位簡単に気づく。



 スピースがすぐに履歴を消して逃げたが、

 スピースが侵入した事実を公表でもされようなら、事態は急変する。



 そこで、サーシャに行き着いたわけだ。


 そして、監視した。



 しかし、サーシャはスピースに気づいていないようだった。

 が、事実を確認するため、リンとして、構築した「ハッカー・ホイホイ」を使い、

 リンの意志で、ここには似つかわしくない技術にも関わらず、IIMCに、サーシャを確保させた。




 しかし、サーシャは、スピースに全く気づいていなかった。




 リンにとって、全くの誤算だった。



 周囲とは、格段にレベルは落ちる。


 しかし、ハッカーにとって、IIMCにいた。

 と、いう事実は、技術が優れているというレッテルが貼られる。


 いい意味でのレッテルが。



 ここから出ると、いい所に就職できる。



 ならば、ここから出るにはそれなりの物を持たせないと、今後のIIMCの評価にも関わる。

 IIMCでは、サーシャにこっぴどく技術の習得に努めさせた。


 そうしないと、外には出られない。そう言って。



 サーシャは、結局三年半。


 それだけかかって、やっと、普通レベルにはなれた。

 という、お粗末な結果が残った。



 しかし、リンが直接仕込んだんだ、それなりには使えるようになっているはずだ。


 サーシャは、不満タラタラだったが。


 本編としては、一旦ここで終わります。

 次回より「最終章」が、始まります。

 時間がかかって申し訳ありません。

 現在「最終章」執筆中です。しばし、お待ちいただけると嬉しいです。

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