一日目
めちゃくちゃサボりました。毎回毎回なのですが忙しいんですよね。
流石に投稿を頑張ります。
では、グッドな読書タイムを。
-1-
「君の近くにいた超寄生物の体内から10歳程と思われる男の子が発見された。見つけたときにはもう悲惨な姿で死んでたけどね」
「僕のせいです」
あの時、耳に響いたマリーの悲鳴がロイドの頭の中によみがえる。
「僕が森に行こうなんて言わなければ、マリーは今頃、母親に会えていた」
「いや、君は悪くない。君の年代の0歳〜11歳は超寄生物の存在を教わらない」
超寄生物、それはロイドの知らない言葉だった。
「超寄生物、それは、人を体内で裂き殺して栄養を得る生物。生態の詳細は不明、どこから湧いているのか、寿命はあるのか、すべてが謎の生物」
「どうやっても勝てないじゃないですか、、そもそも討伐隊って何のためにあるんですか?どこかで人が殺されている時、何をしているんですか?」
ロイドの指の爪が手のひらに食い込んで血が垂れている。
「僕は助けられた!でも、マリーは死んだ!後少しでも討伐隊の到着が早ければ、マリーは死ななかったんじゃないですか?」
「じゃあ一つ質問をしてもいい?ロイド君、君が討伐隊に入ったらこの世界のすべての人を救う事はできるか?一人も死なせない保証はあるの?」
ロビーは鋭い目でロイドの方を見た。
「できません」
「できないなら、できるようになろう。ロイド君、君を討伐隊に招待する。これは上級兵、ロビー・ヴィルからの招待だ。どうする?」
-2-
「・・・」
この選択はロイドの人生を大きく変える。10歳のロイドが討伐隊に入るのは早すぎる。
「入隊します」
「本当に、それでいいんだね?」
「はい」
「君は討伐隊、初の10歳入隊だ。周りの同期兵はほとんど12歳〜15歳だから浮かれないように頑張って」
こうしてロイドの討伐隊新人兵訓練が始まった。
-3-
「ここが単独練習場か」
ロイドは通常の新人兵より朝早く戦闘練習に励むようにした。
「こんな朝早くから熱心だな。何ランクを目指しているんだ?」
「ランク?」
「一応名前を言っておこう。私の名前はナギ・セカード。ランクの説明をしよう。討伐遠征成果でランクの審査が行われる。3回審査を行いTOP3の新人兵が昇格する」
「昇格するとなにかあるんですか?」
「昇格すると実力兵として見られ優先的に守られる、まぁ自分が死ににくくなるということだな」
自分が守られて周りが死ぬ、そういうことが起こりやすくなるとロイドは感じた。自分は人を助けるために討伐隊に入隊したというのに自分のせいで周りが死ぬのは一回見ただろう。あの時、自分は逃げてマリーを見捨てた。もうそんなことはしない。
「一つお願いがあります」
「なんだね」
「僕のランクが上がっても守らないでください。仲間を死なせたくありません」
「ほう。十歳なのにそこまで考えられるのか。まるで仲間が死んだトラウマがあるように見えるな」
言わないでほしい。思い出したくない。
思い出してしまうと泣いてしまいそうだから。
-4-
ビリ、ビリ、ビューン!バキ!
「いい動きじゃないか。少し無駄があるが、一般超寄生物だったら簡単に殺せるだろう」
「ありがとうございます」
こんな動きですべての超寄生物を殺せるのだろうか。いざという時に冷静に行動できるだろうか。
自分が人を死なせたくないと思う資格があるのだろうか。
どうでしたか?流石に毎日投稿を頑張ります。
温かい目で見ていてほしいです。




