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第16話
「王よ、報告がございます」
巨大な玉座に座る、 "王" と呼ばれたそれは、一見して廃屋――今にも崩れ落ちそうな屋敷のようだ。
「厄災のドラゴンが死にました」
――――――バラッ......バラバラバラ.....
瓦礫のような物を落としながら、ゆっくりと瞼を開く。
「おぉ、我らが王よ!何年振りでありましょうか!その瞳をお見せするのは!」
バラバラ、バラバラ.......
―――「まことか......」
「なんと!お声まで!真でございます!」
「この目で見たと、使いが申しております!」
ガラガラと音を立てながら、ゆっくりと右手が上がる。
「ご、ご無理をなさらずに!」
「連れてこい......人間を......」
――――――
第17話に続く。
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