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A班活動停止 ― 白いカラスはタキシードを着る ―  作者: ぽすしち
エピローグ

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230/231

変わったこと


「仕事仲間は元気か?」


「このまえバーベキューしたときから、そんなにたってないだろ?みんなかわんないよ。 あ、ルイが、自分が教会に寄付しても平気かって」


 ゆっくりと羊たちの群れに近づく。


「『寄付』は、彼の父親から、おれのほうにもらってる」


「はあ? 魔法使いが?金払ったってこと?」


 レイが名付けた子羊がウィルによってきた。



「・・・金ではなく、腕のいい『鍛冶屋』を紹介してくれた。 しばらく『道具』には、困らずにすむ」


「なるほど。 あ、そういやおれたちの会社に、ときどき《白くてでかい鳥》がくるんだよ」


 困った様子もなく、わらったウィルはかがんで子羊の背をなでた。


「 ルイ宛の、封ろうでとじられた手紙が、切手もはられずにときどき届くのは、その鳥のせいだなって、みんなで笑ってる」


 満足そうにひとこえ鳴いた子羊は、母親のもとへもどっていった。



 彼のもとに動物が寄ってくるなど、むかしはありえなかったことだ。


「 ―― 愛は、ひとをかえてゆく」



「え? ああ、『魔法使い』の父親は、想像してたより、ずっと、人間ぽくて、いい人だったって、ルイが言ってたよ」




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