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7日目

「私は統合失調症です」


クンちゃんは少しの沈黙の後、そう言った。

朝、いつものように話している中のことだった。


私は明後日には退院する、と話したら、彼女は固まってしまい、そして、冒頭のようなことを突如切り出したという次第である。

その後は彼女は自分の生い立ちのことを少し教えてくれた。


原因は親からのネグレクトであること。

発症したのは中学生であること。

中学でいじめを受け、3年間引きこもりをしていたこと。


私はしばらく黙って聞いていたが、彼女の話が本筋から外れた愚痴になってきたので、「どうしてそれを話そうと思ったの?」とひとまず理由を聞くことにした。


「あの、『私くん』が退院すると、話せないから、あの、連絡先、こんな私でもいいなら交換したくて」


私は快諾し、お互いのLINEを交換した。

ぶっちゃけ、嬉しかった。


(ちなみに、大分後で知ったことだが、病院内では患者同士の連絡先交換は禁止されていた。

 私が彼女に「あれ、だめだったんだねー」と話したら、彼女ははにかみながら「知ってた」と答えた)

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