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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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169/189

168話 ニュース番組での一幕

おはようございます!一日千秋です!

投稿遅くなりましたがご愛読よろしくお願いします!

ちょっと風邪で寝込んでました。また投稿が遅くなるかもしれませんが温かい気持ちで見守っていて下さい。



朝のニュース番組では、中年男性の司会者と女性アナウンサーが並び、中央の巨大フリップを棒で指しながら、ダンジョン関連の話題を評論家2名と繰り広げていた。



話題は最近SNSに上がり始めた地球滅亡論の話となったのだが、そこで女性アナウンサーはゲストを呼び込んだ。



「それでは、現在、日本トップ探索者として活躍されている、四菱ケミカル所属の近藤卓也さんをお招きして討論していきたいと思います!どうぞ!」




「四菱ケミカルの近藤です。自分の事をトップ探索者だとは思っていませんが、よろしくお願いします」



彼はスタジオの脇からキビキビした動きで登場すると謙遜しながら、一礼をし、自分の席に着席した。




「最近のSNSでは地球滅亡という検索ワードが急上昇しているみたいですが近藤さんはこの事についてどうお考えでしょうか?」


司会の男性がセンシティブな話題をいきなり近藤さんに振る。



「確かにそう言った話題を目にすることが増えたのは事実としてあります。実際、我々もそう言った質問をされることは増えましたしね。ダンジョンが出来たことが我々が住む地球にとっていい事なのか悪い事なのか、それは色々な側面から考える必要があるかと思います」


近藤さんは淡々と語り出す。



「ほう、、、色々な側面とは?」


司会者は聞き返す。



「ダンジョンから産出される素材や魔法など現代にはなかったものが次々と発見されています。そして、産業は発展し、人々の生活は徐々に向上しているはずです。また、世界に目を向けて見れば、共通の敵が出現した事によって、世界各地で勃発していた戦争は休戦し、モンスターという共通の敵に地球規模で立ち向かっているのが今現在だと思います」



「確かにダンジョン素材や魔法の力によって生活は驚くほど向上しましたねぇ。私も興奮が収まりませんよ!」


50代くらいの評論家の男性がキラキラした目をしながら近藤さんに話しかける。



近藤さんはその評論家に会釈をし、話を再開した。


「ですので、まだ地球が滅亡するかと言う点において確定していない事。そう言う可能性はもちろんゼロとは言えませんが、むしろ、今現在においてダンジョンが出来て良かった点は多数あります。私はポジティブに考えていきたいのです」



「そうですね、不確定な事をこうして考えている暇があったらやらなければいけない事は他にたくさんありますもんね」



司会者は近藤さんに同調し、次の話題へ進んだ。


「そんなポジティブな近藤さんですが、先日SNSである動画が話題となっていましたよね?どう言った内容の動画だったのですか?」




「そうですねぇ、、、内容については、我々はダンジョンの秘密に辿り着いた。という報告動画になります。最近、世界各国のトップ探索者たちの間で、秘密に辿り着いたパーティはこの動画を投稿することが暗黙の了解となっているのです。その流れを作ったのは他でもない、日本のある有名な学生パーティが最初にこう言った動画を投稿したのがキッカケだったのです」



「それは私でも観たことありますよ!新米冒険者てっちゃんねるですよね!?確か、その秘密は言えない、と言うような事を言ってましたよね?」


司会者の声はワントーン高くなり、勢いよく近藤さんに畳み掛けながら質問をする。



「そうなんですよ、よくご存知でっ!彼らは本当凄い子たちですよ!その秘密を知って尚、あのようなイベントを開催して、ダンジョンの注目度を高めようとした!日本国民のレベルを上げようとしてくれたんですよ!そしてですね、実はこの秘密というのはダンジョンの魔法がかかっていて他人に話すことができないようになっているのですよ!」



わぉ、近藤さんのテンションがいきなりバグった。



「ははは、確かに凄い子たちですよね。そして、そんな秘密があったのにも驚きですねぇ!はい!それでは最後に近藤さんの今後の活動目標を教えて下さい!」



司会者は仕切り直して、再び近藤さんへ質問をする。



「我々四菱ケミカルではまずダンジョンの秘密に辿り着いたパーティやクランの方と業務提携をさせていただきたいと思います!そして、彼らと共に、より迅速にダンジョン探索が出来るよう、相互協力していきたいと思っております!日本の未来、いや、地球の未来のためにも皆さんご連絡お待ちしております!」




テレビカメラに寄りで写っている近藤さんは熱気の籠ったスピーチと宣伝をハキハキと話し合えるとこの番組はサラッとCMに切り替わっていった。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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