表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/274

4.ジョブのレベルを上げる



 という訳で、職業のレベルを上げてみよう。

 現在の職業『密偵』はLV1。

 習得したのにポイントを消費したことを考えれば、再びJPジョブポントを使えばあげられる……筈。

 俺は心の中で念じてみる。


≪JPを2消費して、密偵のLVを上げますか?≫


 おお、反応があった。

 LV2に上がるのに2ポイント。

 ある意味予想通りだ。

 勿論、イエスを選択。


≪JPを消費しました。密偵がLV2に上がりました≫


 やったぜ。


クドウ カズト

レベル1

HP :5/5

MP :1/1

筋力 :3

耐久 :2

敏捷 :3→5

器用 :3→5

魔力 :0

対魔力:0

SP :10

JP :9→7


職業 

密偵LV2


固有スキル 早熟


スキル

忍び足LV1、観察LV1、聞き耳LV1、隠密行動LV1


 JPが2減っている。

 それに職業のレベルが上がればステータスにかかる補正も上るのか。

 どうせなら補正が掛かる項目も増えてほしかったが、贅沢は言ってられないか。


 ん?待てよ?

 てことは、複数の職業を獲ればもっとステータスが上がるんじゃないか?

 いわゆるセカンドジョブ、サードジョブとか言うヤツだ。

 俺は職業欄の冒険者をクリックしてみる。


≪LVが一定に達していない為、二つ目の職業を選択する事は出来ません≫


 うーん、どうやら二つ目の職業を選ぶことは出来ない様だ。

 でもLVが一定に達してないって事は、逆を言えばLVさえ上がれば二つ目の職業を選択できるって事だ。

 ホントにゲームみたいだな。

 楽しみだな。どのくらいのレベルで二つ目のジョブを選べるんだろうか。


 ま、それは後でいいか。

 複数のジョブを選択できないとなれば、やる事は決まった。

 再び心の中で念じる。


≪JPを3消費して、密偵のLVを上げますか?≫


 再びの反応。

 やっぱり、LV3だと3ポイントか。

 てことは、やっぱLVと同じ分のポイントが必要って事だな。

 LV4なら4ポイント、LV5なら5ポイントって具合に。

 この際だ。密偵のLVを上げれるだけ上げよう。

 

≪JPを消費しました。密偵がLV3に上がりました≫


≪職業LVが一定に達しました≫

≪忍び足がLV2に上がりました≫

≪観察がLV2に上がりました≫

≪聞き耳がLV2に上がりました≫

≪隠密行動がLV2に上がりました≫


 …………ん?

 何かついでにスキルの方のレベルも上がったぞ?

 職業のレベルが上がると、スキルのレベルもそれに付随して上がるのか。

 これは良い事を知ったな。

 おそらくスキルの方を上げるには、SPが必要な筈。

 だが、職業のレベルを上げれば、その消費を抑えられるって訳だ。


 でもどれくらいの割合で上がるのかは分からないな。

 試すしかないか。

 とりあえず、次でレベルアップは一旦打ち止めかな?


≪JPを消費しました。密偵がLV4に上がりました≫


 そして、俺のステータスはこんな感じになった。


クドウ カズト

レベル1

HP :5/5

MP :1/1

筋力 :3

耐久 :2

敏捷 :5→9

器用 :5→9

魔力 :0

対魔力:0

SP :10

JP :0


職業 

密偵LV4


固有スキル 早熟


スキル

忍び足LV2、観察LV2、聞き耳LV2、隠密行動LV2




 最初に比べれば、少しは上がったかな。

 よし、この調子で次はSPスキルポイントの方も試してみるとしよう。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います 外伝】
▲外伝もよろしくお願い致します▲
ツギクルバナー
書籍7巻3月15日発売です
書籍7巻3月15日発売です

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ