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FLARE GUARDIANS  作者: 睦月火蓮
PART.5
62/108

Episode.49 復帰と待機

―朝―


(蓮花side)


…朝。まだ眠い……。


旭「くー…」


蓮花「…」


…あ、そっか。足、動くんだった………。

私は立ち上がると──


茜「はいストーップ」


蓮花「……」


茜「なーにしようとしてたのかな?」


蓮花「……別に、何でもありません」


茜「夜中。夕陽君の記憶を読み取って、今朝は毒を自分に移すつもりなのかな?蓮花ちゃん」


蓮花「……………。

 …なーんで分かっちゃうんですか?」


茜「昨日微妙に反応が違ったからだよ」


クッソー、バレてたか…。


蓮花「忘鳥。普通ならあと一、二日はあの状態ですよ?」


茜「んー?リュー君が半分受けてたみたい。あの時蓮花ちゃん背負った状態で術を受けてたみたいだし。それに、蓮花ちゃんの場合は記憶より体…『両足の不自由』の方に重点的にかかってたみたいだし。

 だから、昨日今日で術が解けててもおかしくないよ?」


蓮花「…」


旭「うぅん……くわー、あ、おはよー」


蓮花「…おはよう、旭」


旭「あれ?いつもの蓮花ちゃんだー」


それから数分ぐらいして、皆が来た。

(ちみにリューは元通りらしい)


ルル「レンゲちゃんだー!良かった良かった」


蓮花「ちょ、ルル先輩苦ひいれふ…っ」


夕陽「……(騒がしいな)」


茜「ふんふん。熱はだいたい下がったみたいだけど今日明日は安静ねー」


暁美「そうだぞ兄ちゃん!たまには休めー!」


夕陽「……分かった」


その後、私は顧問(この学園チームごとに顧問いるのねー)に会いに行ったんだけども…。

いやその前にルームFにいだけど…。


夜咲「いやー、術解けて良かったよー」


蓮花「貴方が顧問かい」


夜咲「あれ?聞いてない?」


蓮花「私初耳だよ!?」


旭「てへっ(ゝω∂)☆」


蓮花「『忘れちゃったー』みたいに言わないで!?」


ラトナ「元気だなー」


蓮花「もうやだツッコミがいない…」


そうかここのまとめ役が夕陽一人だけだったのか…。

ここにきて夕陽の凄さがよく分かる蓮花ちゃん(14)。


夜咲「…というわけで、暫く蓮花と夕陽君は待機組だからねー」


マジかー。


夜咲「あ、ちなみにヒカル君もだから安心してねー」


だろうよ。だいぶ無茶したらしいし。

いやそれ以前に絶対安静だし。


夜咲「(まあ本当ならリュー君もだけど、一応元先輩だし…あの人ならこの程度のことは飄々としてたし)」


リュー「(俺だけ差別ー)」


夜咲「それじゃ、職員からは以上。あ、あと…これは言っていいのか分からないけど…。

 『小僧、貴様はいつか【自主規制】…』と『妹をよろしくねー』って…夕陽君に伝えてほしいみたいなこと言われたんだけど…」


蓮花「やめてください死んでしまいます(夕陽が)」


ルル「レンゲちゃん嫁ぐの?」


蓮花「はいっ!?」


夜咲「ふふっ、残念だけどまだ嫁に行かs「(蓮花)おんどりゃー!」ゴフッ」


蓮花「それ以上はノー!!」


夜咲「年頃の女の子は分からないなー。あはは。

 それじゃ、俺はこれで」


…やっと行ったか…。

まったく、ヒヤヒヤした…。


蓮花「……旭、ちょっと廊下にでも行こっか」


旭「分かったー」


ラトナ「……」


ブレイズ「……行ってくれば?」


ラトナ「……うっせぇバーカ」


リュー「素直じゃないなー」


ブレイズ「そうそう」


ラトナ「………あとで覚えてろ…」

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