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FLARE GUARDIANS  作者: 睦月火蓮
PART.4
48/108

Episode.38 生徒副会長

生徒会(ライジング)

各チームを管理するチームであり、学園の顔ともいえる。

また、高等部が主なメンバーである。

その為、活動場所となる生徒会室は高等部側にある。

つまり…


フィル「…リュー…」


リュー「大丈夫大丈夫。怖くないよー」


夕陽「…」


高等部のリューはともかく…

中等部の俺と初等部のフィルにとって、かなり気まずい。

俺は目深に被っている帽子を更に深く被った。


「君、前見てないと危ないよ」


そう声をかけられると、直さなければいけなくなる。普段なら。

が、ここは高等部の教室。直すどころじゃない。


「おーい……。…もう、仕方ないなー。

 前見てないと危ないのよ中等部の赤月夕陽君?」


夕陽「……え?」


フルネームで言われて足を止めてしまう。


ここでやっと俺は帽子を上げた。それ程遠くない位置に声をかけただろう人物がいた。

白銀のショートボブの女の人。頭に生えた明らかに本物の猫の耳。


「んん?そこにいるのはフロストライト兄妹のリュエール君とフィールちゃんかな」


この学園内ではこうも独特な雰囲気と喋り方は…間違いない。


夕陽「…白猫、翼先輩」


白猫翼(ビャクミョウツバサ)生徒会(ライジング)副会長。


白猫「んー?夕陽君。夕陽君であってるよね」


夕陽「…はい」


白猫「へー。君が成績優秀の夕陽君。中等部考査で1位に入ってた子だね。

 羨ましいよー、うんうん」


夕陽「この間の全校考査で1位の貴方がいますか?」


白猫「私は普通にやっただけだよ。それに君はその考査で2位に入っていたから、普通なら学年内で高い順位でも全校でその順位を取るのは難しいのよ」


それ言ったら平気で1位取った貴方も十分凄いです。平気で全教科100取れる貴方の方が凄いです。


白猫「と…それはさておき。初等部の子と中等部の子が高等部の方に来たってなると、生徒会かな」


リュー「そんなところだよ」


白猫「ふんふん。私も今から行くところだったから、じゃあ一緒に行こうか」

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