Episode.39 生徒会
生徒会室。
…会議室。いや講義室に近いな。
「あ、やっほー。夕陽君ー」
その中央で、笑顔でぶんぶんと手を振っている人がいる。その隣に桃色の着物を着ている人。旭ヶ原桜花先輩。(ちなみに今回初登場だったりする)
…あー…こんな人が生徒会長なのか。前からこんな感じの人だが、まさかあんな一面を持っているなんてな…。
夕陽「…どうも」
牙月「チッ。なんだ小僧か」
桃千「そういうこと言わない」
夕陽「…」
コイツとは、絶対仲良くなれないだろうな。
桜花「夕陽君、リュー君、フィルちゃん。チームで何かあった?」
夕陽「ええ…まぁ」
急に白猫先輩が窓を開けた。そこから、人が入ってきた。黒い制服に色々と布を付けている人。
…そういえばうちの学校も一応制服あるんだよな…。いやそれ以前に俺も着てるだろ。
「…状況。わかった」
声が中性的すぎて分からん。
えーっと、確かこの人は…忍野紫?だった気がする。
ん?…あの持っている紙は…。
夕陽「…それは、この間の依頼書…」
桜花「こういうのは桃千よりウチの専門やわ。ちょっと見せてみ」
忍野「…」
桜花「ふむ。…トスレオフの古屋敷。まず、あそこに人が辿りつくんは99%不可能なんよ」
夕陽「不可能…って、でも俺達は…」
桜花「昔、父上から聞いたんよ。あの森、『普通じゃない』と。まー、そん時は『影一族』の先代様が一緒やったから辿りつけたらしいし…ま、そのあとは色々と術掛けたらしいから余計行けんようになっとるらしいのや」
リュー「…」
桜花「そんで…この依頼主、誰なん?」
夕陽「…」
依頼主…おそらく、あのフードの奴だ。名前は知らない。
そうだな…あの執事とメイドなら分かる。
バトラ・ディーコンと、メード・サーバンド。
桜花「ふむ…まぁ、一応警戒した方が良さそうやわ。で、妹の蓮花の方や」
夕陽「はい。…ん?」
…ちょっと待て。それ…機密情報なんじゃ…?
リュー「別に驚くこともないだろう。だって、ここなら言っても構わないだろうし」
夕陽「いやいやいや…」
桃千「そうそう。別に言っても大丈夫だよ。だって父さんから話通ってるし」
夕陽「はーぁ!?今のリューはともかくそんなの…」
「…『今の、リュー』…ねぇ?」
…あっ。




