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FLARE GUARDIANS  作者: 睦月火蓮
PART.3
29/108

Episode.23 実家

…私が来た場所は、自分家。

そう、地元である。


夕陽「…カミハラか。

 …ひとつ、聞いてもいいか?」


蓮花「ん?」


夕陽「…目の前の屋敷は、お前の家か」


蓮花「うん」


ここに来る人ってよく驚くんだよなー。

ま、確かに大きいんだろうけどさ。


玄関を開けてすぐ、私に飛びつく存在がいた。


「蓮花さまー!」


可愛い可愛い私の犬が来たか。


蓮花「おー、銀月(ギンヅキ)ー。お出迎えかー」


「はい!」


夕陽「…子供?」


蓮花「私の犬だ」


夕陽「…えっ…」


旭「あの子も妖怪だよー」


見た目は小学生ぐらいの少年。

だが、実際はほぼ同い年ぐらいの犬妖怪だ。


「蓮花様?学校のほうはどうなされました」


銀月の声を聞きつけたのか、和と洋が合わさったような格好の人が来る。

妖狐。名は神威(カムイ)


蓮花「あー神威、避難中」


神威「…ああ、そういうことですね。そちらの方は…」


蓮花「同じチームの仲間。な、夕陽」


夕陽「え?あ、ああ」


神威「そうでございましたか。では、こちらへどうぞ」


蓮花「…あ。そうだ、おばあちゃん呼んでくれるかな」


神威「大奥様、ですか?承知しました」


おばあちゃん。高齢なのにまだまだ元気だからなー。

それに、昔の話とかも聞いてておもしろいし。


…さて、一応言っておこう。


蓮花「なぁ夕陽。一つ言っておくが、神威は女だ」


夕陽「…え?」

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