Episode.22 「ゼッテー会いたくねぇ…」
…よし、ここまで来れば大丈夫だろう。
蓮花「で、ヒカ…」
夕陽「……」
…なん、だと…!?
ヒカルじゃなくて、夕陽!?
蓮花「おいおいこれどういうことだよオイ…」
旭「蓮花ちゃん。間違えて夕陽君連れてきちゃったんだよ」
蓮花「うっそーん…」
どおりで重い筈だ。
ヒカルは一応運動神経は良いが、夕陽はその真逆だからな。
つーか私の運動能力についてこれるの人間ではヒカルぐらいだぞ。
夕陽「……人を間違えた。というのはいったい…?」
蓮花「事情はあとで話すから。頼む、黙って一緒に来てくんない?」
夕陽「…」
夕陽は数分してから、パソコンみたいのを操作してから私に言った。
夕陽「…俺と茜花を間違えるということは、相当焦っていたんだろう。
…一応、ルルには連絡しておいた」
その言葉に私は思わず頬が緩んで、気がつけば夕陽に抱きついていた。
蓮花「ありがとー!」
夕陽「うわっ……お、おい…離れろ」
蓮花「スキンシップは嫌いなのか?」
夕陽「い、いやそういうわけじゃ…」
旭「つまりお年頃なんだよ、ね♪」
夕陽「なっ…」
蓮花「…?」
どういう意味かさっぱりわからない。
まぁいいや。
蓮花「じゃ、とりあえず行くぞー」
…あ、しまった。しばらくは太陰呼べないんだったなー。
となると…
蓮花「しゃーない。アレを使うか」
夕陽「アレ?」
蓮花「うんアレ」
腰のバッグから魔術札を出す。
そういや最初でも使ったなー。
蓮花「魔術札『転移』!」
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(??side)
…今、俺の手には「バーカ、サイテー、ゼッテー来んな、☆△※■○※(※放送禁止)」と書かれた妹からの手紙と一枚の写真が握られている。
え?どういうことか?
うーん、あの子反抗期だからかな。(絶対違う)
「…あのさ、スッゲー言いにくいが、アイツ巻き込まないでくれる?」
と、医務室のベッドに寝かされてる彼が言う。
文句言おうとしたけれど、その前に窓の外から気配がした。
窓を開けると、俺の式神が目の前の木から入ってくる。
「…お前またか」
「何が?」
「…ヒカルに、お前がストーカー的なことしてるの撮られたぞ」
「うん知ってる」
「…オイ」
「(何やってんだコイツ)」
この二人に呆れられてるが気にしない。
「…それで、行くのか」
「当然だよ」
「…程々にしてくれよ」
「はいはい」




