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やるべきこと

「たのしかったねー!」


 ライムちゃんは、ベッドの上で跳ねている。これだけ見ていると、癒される可愛らしい魔物なんだけど。


 スキルで、カイルさんになってからは、容赦がなかった。勿論、怪我をさせる気なんて無いだろう。本人は、遊んでいるだけだ。それでも、迫ってくるライムちゃんは、本当に怖かった。


「私……やっていけるかな」


 自分から志願したことだ。今だって、その決意が揺らぐことはない。ただ、足手まといになりたくない。


 私は苦笑しながら、ライムちゃんを見ていた。ライムちゃんは、その様子を見て、不思議そうに聞いてきた。


「アメルは、たのしくなかった?」


「ええと、楽しめては……いなかったかな。私がもっと、上手く出来たらなと思って、考えていたの」


「いろいろしたほうが、たのしいよ! アメル、カイルとぼくがあそんでるとき、みてるだけだったもんね!」


「……っ!」


「さんにんで、もっとあそぼうよ!」


 また明日やるんでしょ、とライムちゃんは楽しそうに言った。


「そう、だね。三人で遊ぼう」


「おー!」


 きっかけをくれた、ライムちゃんに感謝を。やることは決まった。明日に備えて、早く寝ることにしよう。


 消灯し、自分もベッドへ潜り込む。ライムちゃんを抱きしめ、その柔らかく、ひんやりとした身体に癒されながら、ゆっくりと眠りについた。

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