恋人
小夜からの告白を受けて本当の意味で恋人同士になった俺たちは休みがあけ学校に通っていた。
学校ではもう付き合っている事にしているからいつもと変わらないが気分的により一緒に行動しやすくなったような気がする。
「優、たまには私の家に遊びに来ない?ママがね、優のこと凄く気に入っちゃって!」
「ん〜考えとくよ」
そんな声が聞こえてきた、学校1可愛いと評判の白石 奏さんとその白石さんと仲が良い足立 優だ。2人もだいぶ仲良いよな。
白石さんなんか思いっきり足立のことが好きなのがバレバレだ。
ボーッと見ていると横から小夜の顔が出てきた。
「何ずーっと白石さんを見てるの?もしかして浮気?」
「んなわけないだろう?朝から2人とも仲良いなと思って見てただけだ」
「へぇー、じゃあ私も2人に負けずに宗とラブラブしようかしら?」
「はぁ?いきなり恥ずかしい事言ってんじゃねぇぞ」
「私だって白石さんに負けてないんだからね!年上の色気ってやつで」
「バカ!お前が年上だってバレたらどうすんだよ!?」
「あら、いけない」
「まったく本当に緊張感ないやつだ」
「お父さんまだ出張中でしょ?私の家で晩ご飯食べない?」
「じゃあお言葉に甘えて」
「やったぁ!出来ればずっと私の家にいて欲しいな!」
寂しいんだろうな小夜は。俺は父さんがいるけど小夜はずっと1人きりだ。
怪我なんかしたら心細いだろう。
俺は父さんが出張している間は小夜の家にいる事にした。
そう小夜に伝えると思いの外喜んでいたのでこちらも嬉しくなる。
「宗のお父さんまだまだ帰ってこないの?」
「ん〜、結構長いからなぁ。あと5日はいないよ」
「それまでは毎日宗がきてくれるのね?嬉しいなぁ」
「小夜の料理美味しいからな、やっぱ父さんや俺が作るのとは違う感じだ」
「そりゃあ宗に喜んでもらうために作ってるからね!感謝しなさい」
そして俺は極短い間だが小夜と同棲した。




