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使用人NO.2のセス

最強と噂されていたパーティから追放された4人。

追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。

そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。

職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!

体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!

セスは、眼前のモニターを見て苛々と体を揺らした。

モニターには、正に数の暴力といったゴブリンがセスの兵を蹂躙していた。

おまけにどんな仕組みなのか、切られようが焼かれようが直ぐに再生する。

兵が尽きかけた時、奥の手を使うことにした。

4匹だけでダンジョンを滅ぼしたこともある狼男だ。

それを戦場に送り込んだ。

幾ら数が多くとも所詮ゴブリン。狼男には敵わないだろう。

そう思っていると、前方から青年が歩いてきた。

青年が狼男の前で一瞬力を解放する。

その瞬間、膨大な力が溢れ出した。セスも一瞬体を背後に引いたほどだ。

なんだ、なんの種族だ?あれほどまでの力を持った魔物をセスは見たことがなかった。

ペコペコ頭を下げながら狼男が青年に付き従う。

奥の手は一瞬にして敵となった。

もうダメだ。

死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない

そんな感情がセスを埋め尽くした。

充血した眼を、参謀のサキュバスに向ける。

「サキュバス、今直ぐアレの手配を」

「アレ…ですか。わかりました。我らの命運はこの城と共に」

そんな言葉を残してサキュバスは消えた。

「フハッフハハハハハハ!私も死んで奴らも死ぬ!」

もうセスは自暴自棄になっていた。

それは、切り札であり諸刃の剣。

このダンジョンの魔物も私も恐らく死ぬが、奴らも確実に死ぬ。

魔法陣に全魔力を注ぎ込み、解放する。

次の瞬間セスは後方に凄まじい勢いで放り出された。

蛇の下半身を生かして木に巻きつく。

だが右腕に怪我を負った。もう戦闘はできそうにないな…自嘲的な呟きが漏れる。

1KMほど先に狂魚が見える。

その前に、1匹のカワウソが進み出た。

そして、真の姿を現した。

それは、ティポン。狂魚と同等の力を持つ神々の災厄。

まさかっ!奴らはあんな戦力を隠していたのか…

そして古代語でやり取りが聞こえてきた。

祖母に習った古代語を最大限生かして頭の中で翻訳する。



訳)ヤッホー、久しぶりじゃんティポン。何千年ぶりか


訳)どーも、狂魚。ところでさ、お前の好きなラーメンって食べ物があるだろう


訳)ラーメン?俺好きだ(興奮)


訳)メッチャ美味い店が「アクティ」って街にあるんだよ


訳)マジで!?行く行く!


訳)取り敢えず今は帰って、鏡亀でも連れて後でゆっくり来てくれ


訳)OK、じゃあな!


背ビレを振って狂魚は消えた。

「嘘だあああああああああああああああ!?」

最早、私には希望も何もなかった。

残ったのは絶望のみ。

そして気がつくと、見知らぬ女の前にいた。そして私は意識を失い…




「イエス、主の令なら命に変えてでも」

あれ、私はなにをしてたんだっけ。

でも、これだけはわかる。主の生活を守らなくては。




デイ:天下の蛇女、セスがダンジョンの使用人とはな…

秘書:世も末です

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