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140文字小さな物語  作者: 餅月 響子


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第2話 朝の習慣

「行ってきます。」


 1年生の息子はそう言うと

 私に近寄り手を握る。


 別れを惜しむようだ。


 今まで握手をしてなかった娘も

 一緒になって手を握る。


 小さくてあたたかい手。

  

 あとどれくらい手を

 握ってくれるのだろうか。


 それを考えただけで涙をこらえて

 笑顔で見送る。


 「行ってらっしゃい。」


 「「はーい。」」



姉弟が徒歩で一緒に通い始めた瞬間の出来事です。

成長したなとしみじみ思う作者でした。

ちなみに姉も同じ動作をするようになりました。

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