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第99話 赤いドレスの女
不意に立ち止まると、後ろからハイヒールの音が響いた。
真っ暗な夜にぼんやりと光る電灯を見ると、音がしていた方に誰もいない。
前を向き直したら、背の高い赤いドレスを着て、マスクをした女が目の前にいた。
「私、綺麗?」
「はいはいはい。」
彼女がふざけてマスクを外して脅してきた。全然怖く無い。
※よくある怪談の話ですね
小学生の頃、よく学校の七不思議などの本を読んでしました
霊感はないけれど、怖い話をよく見ていて興味あります
母が見たことあるとかないとか言ってからかなと。
目には見えないものを聞いたり、話したりって気になります
怖いけども、見たくなる。