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【深夜】
羽音は不意に目を覚ました。
「!?」
天板が目の前にあって、一瞬、焦る。
(そっか……あのまま寝ちゃったんだ……)
だが、直ぐに状況を察して安堵した。
隣では音羽が穏やかな寝息を立っている。
ネグリジェは着ていない。
全裸のままだ。
そういう羽音も、パジャマは着ておらず、同じく全裸だった。
それで羽音は、音羽とエッチしたことを自覚した。
(やっちゃった……)
場の雰囲気に流されたとは言え、いきなりエッチはやり過ぎだった。
たとえ、両思いだとわかったとしても。
後悔はあった。
でも、それ以上に幸せだったので、これでいいか、と思った。
幸せを噛み締めながら、音羽に抱きついて再び眠りにつく羽音だった。




