第二十話 みんなとからあげパーティ
とりあえず抱き着いてもらうのをやめてもらおうと思ったが、やわらかく大きい双丘が俺の体に当たる。
その感触を何時までも感じていたいと思いたくなるほど気持ちいいその双丘もといおっぱいは俺のあれをまた元気にさせるには十分だった。
いつの間にか俺はそれを揉みしだいていた。
やさしく丁寧に壊れないように相手を俺と同じく気持ちよくさせるように。
「きゃあ!? 待ってそこは駄目よ……なんで……やめて」
「さっき似たようなことお前もしてただろ?」
「それは勢いで……だからちょっとまって私これでもまだしたことないのだから……」
まさかの処女発言。
さっきご無沙汰だったとか言っていたのはなんだったのか、見栄か見栄をはったのか。
なんか俺はしだいにこの美少女を自分のものにしたくなったますます。
「なあとりあえず俺の家にこないかすぐに行けるから」
「どういうこと?」
「修練の箱庭!!」
そう叫ぶと扉が現れた。
ミルは目を見張るように驚愕した。
そりゃそうだいきなり部屋の中に扉が現れたのだから。
「さあ入って入って」
そう言って修練の箱庭に繋がる扉を潜る俺達。
そこにはエリートカナンが仲良く話し合っていた。
「それでね数基はこの前なんてオークの集落を壊滅させてね……」
「それは凄いでござるにゃ、やはり数基殿は凄まじいお方ですにゃ」
「あれっ数基遅かったわ……ね……………………後ろの女性は誰かしら数基」
エリーが眉間に青筋を立てて怒りの表情で俺に狭まる。
怒ったエリーもかわいいなでも今はそんなことを考えている場合じゃない。
「チョーユを買った店の店主のダクミルナさんだ」
「ダクミルナです初めまして」
「そうじゃないなんでその人をあんたはここに招き入れたのかと聞いているのよ数基!」
完全に怒りの表情を見せているエリー。
カナンはそれをオロオロして困って見ている。
「いや俺の料理を振る舞いたいと思ってな美人だし」
「そんな理由で簡単に自分の能力ばらすんかいー!!」
キックを思いっきり俺の股間に向けて放ってきた。
俺はそれをしっかり手でガードした。
「そこを蹴るなんてとんでもないぞエリー今夜は一緒に寝てあげないぞ」
「そんな! 一緒に寝てくれないの!? それは嫌!!」
「こんな少女と一緒に寝ているんですか!? 数基さんあなたロリコ……」
「違うからなこいつはエリーはハーフエルフで実年齢20歳だからな!!」
「そうなのですか安心しました。私にもチャンスがあるんですね」
「もちろんあるに決まっているぞ」
「拙者には拙者にもありますよね数基殿!」
カナンちゃんあんたまで……まあ俺は下は二けたまでならOKだし上も三十前半くらいなら問題ない、まあ一番は俺との相性かな。
とまあそんなことで騒いでいる間にエリーを納得させたなんとか。
そして今からからあげなるエリーやカナン、ダクミルさんには未知の食べ物を作ることにした。
ひとまずキッチンに移動した。
キッチンは魔力で火を起こせるしなんとレンジやオーブンまで完備だ。
備え付けの鍋やフライパンまで置いてある始末。
全てルミネアス様のサービスだとか。
「ありがとうございますルミネアス様」
「いえいえ数基さんいいのですよおいしいからあげなるものを食べさせてもらえるのならこのくらいお安いご用ですわ」
「何この人……女神なの?」
ミルさんが驚いている。
そりゃどう見ても女神な感じの格好だし輪っかも頭に浮かんでるしな。
箱庭の女神だと俺が説明すると納得したのかすぐに普通になった。
そして俺はと言うとついにからあげを作る準備に取り掛かった。
大きなテーブルがある食堂のような部屋まであるからそこで待っていてほしいとみんなに言ったがみんなは手伝いますと言ってきた。
「待ってるだけとかつまんない」
「拙者も助太刀するでそうろう」
「私も手伝ってしまいましょうか女神ですけど」
「私も勇者様のためにひと肌脱ぐから!」
「わかったじゃあ俺の指示通り動いてくれるとうれしいな」
ということでレッツらクッキング!
ますはコカトリスの肉を一口大に切る。
肉じたい既に大きなブロック肉に解体してもらったのでさほど苦労しないが、みんなは苦労しているようだ。
エリーは包丁の持ち方がなっていない。
なんだが危なっかしいなまだ子供だな~
カナンは大丈夫そうに見えたが手を切った。
「痛いでござる~~~」
「ほら絆創膏」
「ありがとうでござる~」
「どういたしまして」
次はルミネアス様だ。
やはり女神なのか包丁の扱いは……って包丁持ってないぞ!? 肉に手を置いたと思ったら全部サイコロ状にバラバラにしただと。
もう全部女神様に任せればいいのではと思ったがそれはやめておこう。
なんか料理の楽しみを奪われたような気がする。
ダクミルはと言うと意外にも手つきは器用のようだ。
やはり一人で自炊とかするのだろうか。
そうしてたっぷりコカトリスの肉を切った後、ここで肝心な作業に入った。
酒と醤油もといチョーユを合わせたたれにコカトリスの肉を漬け込むのだ。
本当はおろしニンニクやショウガも欲しかったが野菜が売っている市場は朝市だけなので今は夕方なのでもうしまっていた。
だがこんなこともあろうかと俺はそもそもチューブタイプのニンニクやショウガをなんとなぜかテクノロジーボックスに入れておいたのだ。
何故入れていたのか俺でもわからないがよかったよかった。
そしてそれらを混ぜたたれで大量の肉をこれまたもっていたビニール袋で揉みこむ。
そして三十分くらい置いておく。
そしたら今度は卵を入れてまた揉みこむ。
その後片栗粉をコカトリスの肉に塗していく。
そして深めの鍋に油をいれて、魔力コンロに魔力をこめる。
火が付いたので中火にする。
そして油の温度が上がってきたのを確認するとコカトリスの肉を鍋に次々と放り込む。
そしてカラッと揚がるまで待つ。
時々ひっくり返すとかしながらすると気持ち的に良いような気がする。
エリーやカナン、ダクミルが私もやりたいと言ってきたが、さすがに揚げ作業を始めて女の子にさせるのは危険だと思い、全部俺がやるといった。
そうして揚げ物のからあげを沢山作る。
たぶんカナンが大食いだろうと予想してかなりの量を揚げた。
たぶん15キロぐらいあるだろう。
だがまだこれだけのコカトリスの肉を使ったがまだ肉は大量に残っている。
コカトリスはかなり巨大な鶏だからな~可食部分だけでも100キロはあるよなこれ。
当分鶏肉には困らないな。
そうしてコカトリスのからあげがやっと全部揚げ終わった。
みんな待ちに待ったと言うかフォークを片手に皿を置いて、ばっちこーいの状態だ。
俺は揚げ物をを乗せるトレー(これも何個か既に置いてあった)をテーブルに乗せると、みんな我先にとからあげをつまんでいった。
さてどうかな美味いかなと俺も味見。
カリッシャクッ……うん美味い。
程よく揚がった外側の衣はカリッとしていてからあげの食感を楽しめる。
そして中の肉が普通の鶏肉と違ってとてもジューシーな肉汁が溢れだす至高の鶏肉だと言える。
霜降りの牛肉よりもこれはこれでこっちのほうが美味いと思う。
ぷりっぷりなのだこのコカトリスの肉は頬っぺたが転げ落ちそうなほど肉厚でとろける美味さだ。
みんな美味いのか無言で黙々と食べている。
なんと女神であるルミネアス様までうっとりとした表情で何故か箸で綺麗に口にからあげを運んでいる。
ダクミルは時々凄い表情をするが黙々と食べている。
カナンは泣きながら凄い速さで食べている。
エリーはニコニコしながらゆっくり食べている。
そして俺はここで秘密兵器を出すとしよう。
そうであるマイソースとマイマヨネーズだ。
なぜマイ醤油を持っていないのかはあまり醤油を揚げ物にかけないからだ。
持ってないからわざわざ探したと言うのもあるしな。
ウスターソースとマヨネーズをテーブルにドンッと置く。
みんなは不思議な顔でそれを見る。
俺は試にみんなに見せるようにからあげにマヨネーズとソースをかけて食べてみる。
美味そうな顔で食べてみると、みんなもそれを各自かけ始めた。
そしてみんな食べると幸せそうな顔をしていた。
かくして、からあげパーティは楽しく開かれて、終幕した。
みんなたっぷり食べてお腹が膨らんでいる。
俺はそこそこにしといたからいいけど食いすぎだろみんな。
エリーもその小さい体のどこに入るのかというほど食ってるし。
ダクミルなんてエリーの倍は食っている。
さらに驚いたのはそのダクミルのさらに倍の倍ぐらいか? ぐらい食べたのはカナンだった。
どこに入るのかというその小さい体にからあげ10キロぐらいが消えた。
まだまだ食べられるとカナンは言っていた。
ルミネアス様もまあまあ意外と食べた。
もう無いの~とみんなに言われたので、俺は追加のからあげを念のために仕込んでいたので追加で10キロ揚げた。
だがそれをみんなぺろりと(殆どカナンとダクミルとルミネアス様が食べたが)平らげたのである。
うちの女子たちは肉食系だな。




