「1年3組」自己紹介
教室のドアに耳をくっつけクラスの中の様子を聞く。
「はい。みんなおはようございます!今日も一日元気に過ごしましょう!」
佐藤先生の口調に驚く。あの人は怒らせてはいけない人だ。うん。
「そして、今日はなんと転校生が来ます!」
「「「「・・・・・・」」」」
「転校生が来ます!」
「「「「えーーーーーー」」」」
なにそのリアクション。は、バカなの?死ぬの?おいしいの?
クラスメイトの反応に愚痴ってると佐藤先生がもう面倒くさくなったのか、全部俺に放り投げてくる。
「はい。入ってきて。」
仕方なく、指示に従う。
ドアを開けるとそこには都会の子どもたちぽいメガネをかけていたり、太っていたり、ブスからかわいい子もいた。田舎っ子の俺には初めてこんな人たちにあって自分と真逆だと思う。だが、コイツらめっちゃ仲悪そうじゃん。コイツらそれでも同じクラスメイトかよ。共通点なんかないだろ。いや、あったわw
この俺を上から目線している。全員。そう、すぐ見てすぐにわかった、コイツらはみんなそろってクソうぜーーーー!!!!!!!¥&
俺がそう考えていたら、後ろから冷たい声で話しかけられ思考中断!
「自己紹介しやがってください。」
先生、混ざってるって。
俺はやっぱり天才だ!
コイツらまじうぜーから、
俺ものっかりますwww
「はい、ここより北から来た
今田 カチカチ
です。」
クラスの視線が俺のあそこに行く。
バカめ、まさか全員騙されるとわ。
だがヤバい。本気でヤバい。
みんな見るから本当にカチカチ君になちゃいました。てへぺろ・・・・
バレる前に自己紹介の続きを、
「えっと、みんな今日からよろしく!」
「はい。カチカチ君、今日から君のふざけた名前を捨てて、カチ君になってもらいます。」
え、酷くね!この先生、俺の名前を変えた!
「先生、さすがに名前は・・・」
「カチ君、席はこっちじゃないよ、あの見ててやる気なくす子の隣だよ。」
この先生、自分の生徒にさらっと笑顔でとんでもないこと言ったんですけど!




