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異世界ライフ  作者: Peach
第一章
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2

お金の設定で指摘ありましたので訂正しました。御指摘ありがとうございました。

 

「・・・い。・・・きろ。・・・・おきろ!」


いきなり声をかけられたことで俺は目を覚ました。目を開けるとそこにはゲームの世界で良く見るようなフルプレートアーマーを装備した奴がいた。寝起きでいきなりこんな光景になってて悲鳴を上げなかった俺をほめてほしい。どうやら俺は地面に寝転がってっていたようだ。それを巡回中のこの男が見つけてくれたらしい。


「おい、大丈夫か?怪我とかないか?」


「え、あ、はい」


本当に言葉がわかる。女神はいい仕事してるらしい。言葉が通じなかったらもう完全にアウトだったね。誰も頼りのいない世界で会話すらできないとか、どんな罰ゲームって感じだわ。よくある話だと翻訳スキルをもらって話せるようになるらしいけど、俺もその類のスキルでももらったのだろうか。とりあえず会話が成立するなら生きていけそうな気がしてきた。


「いったいどうしたんだ、こんなところで?モンスターからでも逃げてきたのか?」


「そうだったと思います。あまりに必死でよく覚えていないんです。気が付いたらここで・・・」


「そうか。ここまでくれば大丈夫だ、俺はこの都市アルストロメリアの門番をやっているボッシュだ、見たところこの辺りじゃ見ない服装だから王都からの旅の途中だったのか?」


そういわれて自分の服装を見てみると、アルバイト帰りのジーパンに適当なシャツという服装のままだった。これじゃあかなり浮いているだろう。


「そうなんですよ、この服は王都で最先端で・・・」


適当に話を濁しておく。


「荷物を持っていないところを見ると身分証も落としたのか?」


「手荷物はすべて逃げている間に落としてしまったみたいです」


よくもまあこんなにスラスラ嘘が出てくるもんだと自分で自嘲気味に思いつつ、話を合わせていく。


「そうか、一応身分証の提示が必要で身分証がない奴は通過料をもらうことになっているんだが、ギルドに登録しに行くか?そろそろ交代だからついていってやるぞ?今回だけそれで通してやろう」


「お願いしてもいいですか?この街のこと何も知らないもので・・・」


ラッキー、よくわからないけど話がまとまったみたいだ。歩きながらある程度のことを確認していった。これから冒険者ギルドに行って身分登録をするということ、またそれに対する費用はギルドから借りるのだということなどだ。ギルドだってよ。これぞ異世界!って感じの響きだよな。わくわくが止まらないぜ。



しばらく歩いていくと巨大なもんが見えてきた。門の下にはボッシュさんと同じようなフルプレートアーマーを身につけた人が立っている。ボッシュさんがその人に何やら話すと俺の身長の倍以上の高さの城門をくぐってギルドへと向かって歩いて行く。ちなみに俺の身長は180㎝なので結構な高さだと伝わってほしい。俺が寝ていた場所は城門のすぐ外だったようで、ギルドまで20分と歩かずにたどり着いた。見た感じ、西部劇に出てくる飲み屋のような感じだ。ドアの上下には板がなく俺の腹辺りに押しても引いてもいいようなドア?があり、それを押して入っていく。ギルドの中は丸テーブルがドアを中心に左右10個ずつ位並べてあり、結構な広さだ。ここではパーティーを組んだメンバーが作戦や報酬について話し合ったりするそうだ。今もほとんどすべてのテーブルが頑強そうな人々によって利用されている。自分のことは日本人しては体つきがいい方だし、筋肉隆々ではないが引き締まっているほうなのだが、ギルド内の男たちはもうみんなむきむきだ。冒険者おっかねー。日本で俺が道で会ったら迷わず道あけそうだ。いや、間違いなくあけているだろう。ドアからまっすぐ行ったところにカウンターがあり、等間隔で女の人が立っている。そのうち手の空いている人のところに向かっていく。


「やあ、メル。こいつの身分登録をしてやってくれないか?」


「あら、ボッシュさんいらっしゃい。そちらのかたは?」


「王都からの途中モンスターに追われて逃げてきたらしく、身分証やら一式なくしたらしくてな」


「そうなんですか、わかりました。準備しますので少し待ってください」


どうやらボッシュさんが話しかけたダークブラウンの髪を後ろで結っている女の人はメルという人らしい。ギルドの看板娘なのだろうか、かなりレベルが高い。ぼーっと周りを見たりしながら待っていると、メルさんが紙と水晶を持って戻ってきた。


「では、こちらに名前と年齢と種族を記入してください」


ん?種族?俺人間でいいんだよな?まあいいか。あ、名前どうしようか、ハヤト・オオカワと書いておいた。不思議なことに日本語で書いたはずなんだけどこっちの言葉に直ってる。おーミステリー。


「ありがとうございます、ではこの水晶に手を乗せてステータスといってください」


言われるままにステータスといってみる。


「もういいですよ、ただいまギルドカードを発行しますので少々お待ちください」


ん?水晶に手を当てるのには何の意味があったのだろうか?隣のボッシュさんに聞いてみた。どうやら、簡単に俺のステータスと、犯罪履歴が見れるらしい。プライバシーもあったもんじゃない。あと、ステータスを念じると、ゲームでよく見た感じのステータス画面が頭の中に浮かんでくる。どうやらそれを他人にも見れるようにするのがあの水晶らしい。少しして、メルさんがカードを渡してくれた。黒地に白で文字が書かれている。名前と種族、年齢とランクがEと記されている。


「ギルドカード発行料として1000テイルです。もし手持ちがない場合1か月以内の返済を約束していただける場合、あとからの支払いでも構いませんがいかがなさいますか?もし依頼を失敗し続けたりしている場合は、こちらから簡単な依頼を斡旋するなどの救済措置をご用意しておりますが、返済を拒否などされた場合は規定によって役所に通達させていただきます」

「役所に通達された後はどうなるんですか?」

「役所から人が来て、徴収していただいております。もしその時にお金を持っていない場合や反省の色がうかがえない、または役人に敵対した場合取り押さえられて奴隷に落とされます」


奴隷って。確かに日本のサラリーマン会社の奴隷って感じだが、この世界の奴隷って俺の想像してるやつとは違う意味だよな。借金のリスクは怖いがお金なんて持っていない以上もちろん後払いにしてもらう。そのあと、メルさんからギルドについての説明があった。要約すると、ギルドは依頼主と冒険者を取り持つ機関で、依頼を受ける際には契約金を払う必要があり、無事依頼が完了されれば契約金は帰ってくる。依頼のランクはギルドランクによって受注可能なものが変化していく。基本的に自分のランクと同じかそれ以下を受注可能らしい。ランクEはかけだしで、Dくらいになるとある程度慣れてきたとみなされ、Cで一人前とされている。その上のB,A,Sにもなると王都からスカウトが来て宮勤めなんかになれるらしい。

あ、ちなみにお金の単位だが、テイルという単位らしい。10テイル=鉄貨1枚、鉄貨10枚=銅貨1枚=100テイル、銅貨10枚=1000テイル、銅貨100枚=銀貨1枚=10000テイル、銀貨100枚=金貨1枚=1000000テイル、金貨100枚=白金貨一枚=100000000テイルとなっていくらしい。正直覚えられるか不安だ。新米冒険者の一月の稼ぎとしては、銀貨5~6枚といったところらしい。それでも、農家などに比べれば高いとのこと。まあその分危険らしいが。


あと気になったのでメルさんに確認したところ俺の初期ステータスは一般的とのこと。転生物の小説なんかだと初期ステータスからありえないような高ステスタートなんていうのがあったから、俺もそんな感じだったりと期待していたのは言うまでもない。なのでステータスが平均的と言われて少なからず落胆したのは許して欲しい。あ、ステータスだが、HP、MP、力、防御、知力、俊敏となっている。値としては左から順に、500、100、20、30、50、30となっていた。知力が高いのはもともと大学レベルの学力があったのが反映されているのだろう。HPとMPは攻撃により減っていき、0になると気絶するらしい。即死するわけではないようだが敵を前にして気絶したら死と同じだよな。剣とかで貫かれたりすると出血多量で死んだりもするらしい。初期の段階でのスキルは、剣Lv1と料理Lv1だった。あと固有スキルとしてステータス操作と図鑑もあった。


「メルさん、何かおすすめの依頼とかってありますか?借金してるのは気分が悪いですし、宿の確保にもお金がいるでしょうから」


そういうとメルさんは、スモールラビットの討伐依頼を勧めてきた。あ、この世界のモンスターはポップ制らしい。オスメスのあるモンスターは番になって子を成すこともあるらしいが、魔素の濃度が高いところではその魔素からモンスターが生まれるそうだ。ちなみに、親から生まれたモンスターのほうが知恵があり、圧倒的に強いらしい。そういった個体が群れを率いていることがあるそうだ。そういったモンスターの中で最弱に位置しているのがスモールラビットというモンスターらしい。こいつらはすごく弱いがその分数が多く、ほおっておくと農家への被害などが出るらしいので、常時受注可能依頼として扱われているらしく、契約金なしの完全出来高制の依頼となっている。要するに倒した分 だけ報酬になると、レートは1匹につき100テイル、銅貨1枚分だ。初心者向けの宿屋の一泊の料金が銅貨5枚ということだから、かなり割がいいのではないだろうか。他の依頼の片手間に小遣い稼ぎもできそうだしな。

 メルさんの勧めに従って依頼を受けて、ボッシュさんと一緒に城門まで歩いていった。そこでボッシュさんが交代した門番さんに俺のことを報告してから別れて、俺は城外にウサギ狩りに向かった。


今回はスマホからの投稿でした。急いで書いたため誤字脱字あったら申し訳ないです。次作もなるべくはやく仕上げたいと思います。

感想や意見、指摘ありましたらどうぞお願いします。

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