1 新米探索者A視点
なかなか書けない・・・すべて艦これが悪いんや。
デイリー任務が・・・補給艦&南海が・・・
羅針盤がラスボスで納得です。
マナ水運搬の依頼を受けて一番近い開拓村まで仲間と一緒に来たんだ。
手前の領都では新ダンジョン発見だとかの噂で持ちきりだったから、情報と日程確認して、行けそうだったら一回潜ってみるかなんて道中話してた。
そうして情報収集のためギルドの受付の人に話しかけたら、情報ももらえたけど愚痴も聞かされた。
他所の街のギルドなんかだと、あんまりこういうことはないんだけどなぁ。
よっぽど溜まってたのだろうか?
でも、おかげで結構重要っぽい話が聞けたけど・・・もう少し突っ込んで聞いてみるか。疑問もあるし。
なんで、新ダンジョンへの道中マンティ・コアが出てすぐ討伐されたのを知ってるのか?
なんで、マンティ・コアが街の近くに出現したのに慌てた様子も見られないのか?
いくら上級者がいて、さらに瞬殺できる存在が居るとしても普通は慌てるよね?
しかっし、人が増えた分治安とかも悪くなってるのか・・・元聖獣とかいう訳分かんないのも居るみたいだし色々気を付けるようあいつらにも伝えなきゃな。
「えっと、なんで村から一日ほどしか離れて無い地点にマンティ・コアなんて言うのが出てきてるのに慌てて無いのですか?いくら何でも少しは対策とか・・・それに新ダンジョンまでの道中は安全なのでしょうか?」
「ん~、ココ開拓村ですからね、安全確保のため早期警戒網は敷いてますから、いきなり村の中に出現なんてことはほとんど考えられないんですよ。それに、村長って元Aランクで・・・”轟天”って言えば分かります?今当人は出かけてますが、他のパーティーメンバーも全員いますからね。他も5~10年ほど前まで最前線でダンジョン攻略してた人達とかもいますし、気分転換がてら日常的に森で狂獣・魔獣狩りしてますから腕の方も錆びてませんよ?
それと、繰り返しになりますが、マンティ・コアは王獣にも届く獰猛で危険度の高い存在ではありますが、出てきたのはマンティ・コアとしては若く小さい個体でした比較的弱い部類でした。回収した素材からの判定ですから間違いないでしょうね。
もっとも実力的に今回のものより強い個体が来ても問題ありませんし、本来もっと奥地、この森というか山脈の向こうに居るクラスの魔獣です。村長たちの予測では元聖獣さんが動いた結果、魔獣たちの縄張りに変化が生じて出てきたイレギュラー個体で、若く弱いからこそはじき出されたということですね。別の理由ですが過去にも縄張りの変化で似たようなことがあったという記録もあります。
それにご存じだとは思いますが、強い魔獣ほど濃いマナが必要になりますから、マナの薄い人里付近には今回の様なことが無い限り来ないでしょうね。新ダンジョン付近も村の辺りとあまり変わりませんし、唯一マナ泉近辺は他より濃いですが、あのクラスが必要とする分には足りませんから、基本的に狂獣や魔獣でも弱いものしか居ませんよ。
加えて、現在新ダンジョンで探索者がたくさん通っていますから、食料自給も兼ねて周囲の弱い狂獣・魔獣が狩られていますからね。まぁ普通の山道と同程度かむしろ安全なくらいでしょう。それに、道中出てくる狂獣などを倒せなければどこのダンジョンにも潜れませんよ?」
「あ、ありがとうございます。」
怒涛の如くしゃべり倒された。
とりあえず、道中と開拓村内はほぼ安全と確認ができた。
というか、生まれる前にあったとはいえ俺でも知ってる戦争の英雄”轟天”のパーティーが居る村で悪さするバカがいるとは・・・本気でここに情報確認しに来ないんだな。知ってれば絶対に騒ぎなんて起こさないぞ・・・
あ、そうだ、肝心なこと聞き忘れてた。
「すみません肝心なこと聞き忘れてました。ダンジョンの中とかってどんな感じなのでしょうか?あと注意点とかはどんな感じでしょうか?」
「ダンジョンの中ですか?山腹の地下にある廃鉱山都市の最下層から続く坑道がダンジョン化してますね。まだ第1層と思しきところしか探索が済んでませんが、出現が確認されている狂獣等としてわロックワームなどのワーム系だけですね。かなり広いらしくあまり攻略は進んでいないようです。
注意点としましては、廃鉱山都市部分は研究者達が来てまして、現在関係者以外立ち入り禁止です。
第1層から第4層までは順路案内に従って通過してください。一応、研究者の護衛が案内役も兼ねてますので間違って道に迷ったら彼らに聞いてくださいね。
第5層は鉱石の集積場だったらしくかなり広くなっておりますので休憩はそちらでお願いします。第5層からダンジョンは繋がっておりますが、なぜか都市の第5層には出てきませんから安全です。
他に注意すべき点としましては、2点ございます。まず1つ目、廃鉱山都市付近には水源がありません。水源の代わりとなる魔導具があったと思われるのですが現在は失われておりまして、一番近くて都市入口よりかなり離れた場所、1日目の中継点付近に小さな沢があるだけです。
2つ目は入口が少々見つけにくいことでしょうか。今まで見つからなかったことから分かります様に、山中に隠れる様にありましたので。現在は人の出入りがそこそこありますし、一応案内板も設置してありますが、注意してください。迷って山奥に行ってしまった場合、発見は困難ですので。
先ほども話しましたが、都市付近はマナが薄めで地表から大型の狂獣・魔獣の襲撃を受ける可能性は低く、また地下もダンジョンから出て来ないので、中に入ってしまえば安全です。」
水か・・・嵩張るし重いからなぁ・・・一応マナ水依頼用に拡張水袋あるけど、依頼人からの借り物だから使う訳にはいかないし・・・仲間に話してからだけど往復4日かかるし今回は見送りかな?残念だ。
でも、この人アリーシャさんだったけ。美人だし、親切だし、胸も大きいし・・・
食事誘ったらOK貰えないかなぁ・・・どうせ今日はこの村に泊まるし、誘ってみるか!
「色々教えていただいてありがとうございます。あのそれでですね、もしよ「おいおい、アリーシャさんよ、幼気な若造とっ捕まえてクウ気かよ?歳考えゴフゥ!!」
うん、ギルドって酒場も兼ねてるから後ろで酒飲んで酔っ払ってた探索者が何人も居たけど、その内の1人が絡んで来たと思ったら、次の瞬間その人はその場で倒れこんで、なぜか目の前のカウンターに座ってたアリーシャさんが隣に立ってた。俺、寝てないよな?催眠術にも罹ってないよな?超スピードとかってレベルじゃねぇ!もっと恐ろしいナニカだ!
「あ、ありがとうございました!失礼しますぅ!!」
今は逃げる!逃げられるか分からないけど、ここから早く立ち去るんだ!!
「あ、まっ」
呼び止められた気がするけど、気にしちゃいけない。そんなに長くないけど探索者やってて今までで最高速で走ってる気がする。
あいつらにも、気を付けろって伝えなきゃな!
以下、一緒に飲んでた連中の会話。
「はっ、アリーシャさんにその話は禁句だっていうのに、バカな奴だなぁ」
「”瞬天”に絡むたぁ、アホの極みだな」
「完全にノビちまってるか。しかたねぇ、こいつの持ち金で今日の分支払わせるか」
「うっし、なら改めて乾杯だ!」
「あんたらも一遍逝ってみるか?」
「「「「勘弁してください、アリーシャ様」」」」orz
以下、未熟者故書ききれなかった設定
開拓村の探索者ギルド受付嬢アリーシャの設定
元Aランク探索者で”瞬天”の字持ち。
記録に迫る速さでAランクに昇格後少しして受付嬢になる。美人ではあるが性格(すぐ手が出る)と性癖(ショタ・年下趣味)により独神。
最初に廃鉱山都市へ行ったのは、元Aの実力&探索者ギルドのお仕事(現場確認)として。
年齢は、記録に迫るとはいえAランク昇格+10年ほどの受付嬢としてのキャリアで考えると・・・詳細設定は無いです。
”字”はAランク以上なら大体持ってるという形で。




