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【第13話 魔王の正体】
魔王城へ向かう途中、俺たちは古代遺跡を発見した。
そこで見つけた記録には、覚醒を持つ英雄アベルの最期が記されていた。
アベルは魔王を倒すために力を使い続け、最後には自分自身を見失ったという。
そして、そのアベルこそが現在の魔王だった。
「……嘘だろ」
俺は言葉を失った。
魔王は、かつて世界を救おうとした英雄だったのだ。
彼は大切な人を守るために戦い、力を使いすぎた。
誰も助けてくれず、誰も理解してくれず、やがて世界そのものを憎むようになった。
「俺も、同じ道を歩く可能性があったのか……」
ミナが俺の肩に手を置いた。
「でも、あなたには私たちがいるわ」
リリアも頷いた。
「あなたを一人にはしない」
俺は二人を見つめた。
覚醒の力は同じでも、俺たちの歩んできた道は違う。
俺には仲間がいる。
助けを求めることを覚えた。
弱さを見せても、離れていかない人がいる。
俺は決意した。
魔王を倒すだけでは終わらせない。
彼が何を失ったのかを知り、可能なら、その苦しみに答えを返したい。
アベルの幼児化見たい?




