ドゥーリットル空襲2
久しぶりの投稿です
1942年4月 空軍
米軍の無線量が突然増え始めた。
史実の米軍の動きをよく知る田中翔大将を中心に空軍の長である大西滝治郎大将などが集まり米軍の反攻について会議を開いていた
「米軍はドゥーリットル空襲を行うようだ」
「海軍の連絡によりますとミッドウェーにB―29と思われる四発機が飛来したとのことです」
「インディペンデンスには空中給油機がいたはずですからミッドウェーから発進したB―29を途中で空母を発艦した給油機から給油を受けて本土に来るでしょうから厚木の雷電隊を30機から60機に増やしましょう、そして海軍に東経170゜あたりを張っていてもらいましょう」
「よし、その案で行こうウェーク島からも偵察機を出すとしよう」
1942年4月22~23日アリューシャン列島
アリューシャン列島はしょっちゅう霧が発生することで有名だった、そしてハルゼー艦隊もこの霧に隠れてダッチハーバー出港し千島カムチャッカ海溝沿いに南下していた。本来なら単冠湾にいる第七秘匿艦隊も越後のレーダーを生かした米艦隊捜索任務のために留守にしていたためハルゼー艦隊は三陸沖まで未発見で進出することが出来た
【おいおい、誰にも見つからずに日本近海に来ちまったぜ、俺達は囮なのによ】
【司令、輪形陣の先頭を行っていた駆逐艦から連絡です。敵の索敵艦に見つかったようです】
【よし、ボーイズの発進準備だ】
インディペンデンスからE―2が発艦しそれに続きF―14トムキャットやF9Fクーガーが発艦した。なお今作戦に参加した米空母にはE―2、S―3以外は全てジェット戦闘機である(SH―3はまだ訓練中)。首都防空隊司令部
「司令、三陸沖の索敵艦から敵艦隊補足との連絡と同時に百里のレーダーに反応が現れました」
「なに、米軍はB―29では無く艦載機による爆撃だとでもしようと言うのか…」
「ミッドウェーからもB―29とおぼしき四発機が離陸したようです、偵察機によると10機ほどで護衛機は無しとのことです」
「B―29も離陸しただと…雷電は基地に残し飛燕改と疾風を艦載機の迎撃に向かわせろ」
飛燕改と疾風が迎撃に向かう
【司令、インディペンデンスのレーダーに敵機を捉えました。クーガーを迎撃に向かわせます】
【ボーイズ達にキルジャップキルジャップキルモアジャップと伝えろ】
クーガーが音速に近いスピードで編隊に向かって行くが、雲海がその動きを編隊に伝え、編隊は有利な位置から攻撃を掛けられた。「居たぞ、奴等は全機ジェット戦闘機だ」クーガーや震電改、蒼星、翠星、MiG15が所属する第一世代のジェット戦闘機には高性能なレシプロ機なら対抗することが出来た
「全機戦闘は巴戦のみだ、一撃離脱戦法では勝ち目が無いから挑むなよ」
敵もE―2が飛んでいるらしくクーガーも真っ直ぐこちらに向かって来た
「全機、散開奴らの後ろをとれ」
疾風、飛燕改が散り突っ込んで来たクーガーの攻撃を避ける
【奴らは凄腕だ、レシプロだからって気を抜くなよ】
疾風に後ろをとられたクーガーが急降下し引き離そうとするが疾風も急降下で音速近いスピードを出しながらも喰らい付いてきた
【メーデーメーデー誰かこいつをやってくれ、このままじゃ殺られる】
しかし、倍近い数に押されベテランの空母乗り達もジェット機はまだ不慣れだったためか次第に数が減らされていった
「もう少しで全滅出来るぞ」
その時、雲海のレーダーに30機ほどの大型機の機影が写った
「北北東から大型機接近中、デカイぞ連山サイズはある…もしやB―29か、しかし何処から来たんだ」
雲海は至急防空隊司令部に連絡、厚木20機、百里30機、横須賀10機の雷電が離陸した雷電は補助ロケットを点火し、高度を上げていく
「こちら横須賀雷電隊隊長赤松、雲海B―29らしき機体の位置を伝えよ」
「こちら雲海、敵大型機は20機のジェット機と合流し北北東から向かって来ている。幸運を祈る」厚木、百里、横須賀の順で雷電が向かって行く
【チャック、迎撃のジェット戦闘機が上がってきたぞ】
【こちらチャック・イエーガー了解した、これよりトムキャット隊迎撃に向かう】
B―29の護衛に付いていたトムキャット隊が雷電隊の迎撃に向かって行く
【各機ロックオンし次第、スパローとサイドワインダーを発射しろ、発射後の判断は各機に任せるその代わり生きて帰れ、散開】
【イエッサー】
トムキャット隊隊長チャック・イエーガーの指示に従い散開し各機が雷電隊に向かって行く
【ロックオン、スパロー発射】
トムキャット隊はスパローを4発、サイドワインダーを4発搭載していた。
先行していた厚木の雷電20機に避ける間も無くスパローが命中し火玉に変える
「なんだ、厚木隊が一瞬で全滅だと、各機俺に続け」
横須賀の雷電隊は赤松大尉の指示の元補助ロケットを投棄し、エンジン出力を最小まで落とし雲の中に入る
「さっきのは恐らく赤外線誘導型ミサイルだろう…だとしたら温度を感知させ難くすれば撃墜されないだろう」
赤松大尉は知るよし無かったがスパローはセミアクティブ方式のミサイルだった
【雲に隠れた奴らが居るぞ、追いかけろ】
10機のトムキャットが横須賀の雷電を追いかけて行く「来たぞ、全機散開」
10機の雷電が散開していくがトムキャットから放たれた半世紀近い未来のミサイルが逃げ遅れた雷電4機を撃墜する。
赤松大尉の雷電は追ってきたトムキャットの内の一機と格闘戦に入っていた、雷電はその大きな機体を左右にロールさせたりしながら後ろを取ろうとするが逆に後ろを取られてしまう
「なんて機体だ、こいつが格闘戦に弱いのは知っているがここまで性能に差があるとは…全機撤退だ」
撤退指示と同時にコクピットを射出する。その直後トムキャットのバルカンが雷電を穴だらけにした。
百里隊も戦力差を悟ったのか撤退を始めた
【敵機撤退していきます、追撃しますか?】
【いいや、撤退したなら余計な事をするな敵も今回の戦いで我々との性能差を実感するだろう】
B―29は邪魔する者も居ないため帝都近くの房総半島まで損害無しで到達した
【下手したら全滅だと思っていたが拍子抜けだな…所詮は黄色い猿の国なのか】
その時、2機のB―29が翼がもげて落ちていった
【なんだ、何が起きた】
B―29を撃墜したのは15センチ高射砲だった。トムキャットに雷電の大半を殺られた防空隊は強固な15センチ高射砲とありとあらゆる列車の線路を走れる牽引式対空ミサイルによる撃墜に計画を変更した
【ここは高度12000mだぞ、この高度まで砲弾が届くなんて…】
甲高い音をたてて多数のラムジェット推進の新型牽引式対空ミサイル“昇龍”もB―29に襲いかかる、まだ照準装置がイマイチなため命中率は低かったが高度20000までを射程に収めていた。
【全機、とにかく投爆するんだ】
B―29は房総半島の山中に投爆を行いアラスカに向け引き返していった。
B―29が引き返すと同時にハルゼー艦隊も日本軍の艦隊が来るのを恐れ全速で引き返していった。
翌日 三軍合同会議
「昨日の米軍の空襲ですが、空軍としましてはB―29は飛来した方角からしてアラスカから飛来したのだと推測します」
「いくらB―29の航続距離が長いといってもアラスカから帝都までは往復不可能なはずだ」
「実はミッドウェーから離陸したB―29は写真解析の結果、給油機だと判明したのです。実際空中給油機は大型機を改造したもののためそう推測しますこれがあれがアラスカからでも帝都に来られますし、B―29が撤退した際にミッドウェーからはこのB―29は離陸しました」
「やはり今回の戦いでもミッドウェーを攻めねばならないのですかな」「いいえ、ミッドウェーの飛行場を使えなくさせれば大丈夫でしょうから伊500のV2で滑走路を破壊し新型水陸両用滑走装甲車カミと水陸両用戦車内火挺を投入した志願兵による片道攻撃で格納庫を破壊しましょう、ミッドウェーには補修物資が余り無いようですから物資を積んだ輸送船を沈め続ければミッドウェーは自然と無力化されるでしょう」
「分かったその案でいこう、志願兵の募集を陸軍と陸戦隊で開始し海軍は作戦の用意を行い空軍は兵員や物資などの輸送を頼む。作戦は6月3日という因縁の日の深夜に決行だ」
新型水陸両用滑走装甲車カミ
全長 6m
全幅 6m
武装
12.7mm×1、迫撃砲×1、パンツァーファウスト×8
四人乗りのホバークラフト、機銃手と迫撃砲手、運転手と雑用の計四人である、ゆ号潜水艦に三両搭載可能
水陸両用戦車内火挺
全長 9m
全幅 8m
武装
80mm×1、12.7mm×2
99式戦車に水上移動用のフロートを付けた戦車、耐水加工やフロートの装着を除けば99式戦車と代わりは無い、ゆ号潜水艦には二両搭載可能
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