前へ目次 21/21 21 その日の夜のことだった。 ベッドで眠る前にギドが俺の召喚に応えてくれてありがとう。これからもよろしくなと言って、隣りで小さく丸まっていた俺を撫でながら目を閉じた。 俺はギドの寝顔を見ながら、思った。 人間の一生は短い。 だから、俺はギドの一生に付き合ってやってもいいかなと。 気まぐれに飛び込んだ世界は、とても面白く相棒も優しく嫌な人間じゃなかった。なんとなく悪役っぽかったけど。 ギドがこれから何を成していくのか、隣りで見ていくのも悪くない。