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前世から続く底辺転生者の這い上がり〜転生してもハズレスキルでまた底辺に〜改稿版  作者: 赤井水


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24話

 

 集合を呼びかけた男性は、全員を見渡し大きく息を吸って話し始める。



「よーしお前らとりあえず魔術師志望は隣のラカンの元へそれ以外の志望は俺ダンの目の前に別れろ。両方資格取りたいやつはまずはまず最初に武器系統の試験後に執り行う」


 俺はダンと言った試験官の前に集まる。


 大体武器系統の試験を受けるのが7人で魔術師は4人と別れた。



「よし、それじゃ俺に付いてこい」




 そう言うとダンは魔術師グループから離れ対角線上に歩いて行った。




 角まで行くと口を開いた。




「よし、それじゃあまずは自己紹介からだ。俺はダン Cランク冒険者で職業は中級剣士だ。試験内容は俺と模擬戦になる。その内容次第でこれから通用するかどうかを判断する。ルールを説明する」




 まずルールは


 ・スキルは使用可だが殺傷能力が高いのはダメ


 ・武器系統別による模擬戦なので魔術要素の攻撃はダメ(身体強化等の身体機能を上げるのは有)


 ・武器はすぐ脇に置いてある物から使用(弓矢は矢のみ鏃が着いてない安全な物を使用)


 ・あくまでも模擬戦で職業昇格試験では無いので判断力重視で見る




 ってな感じだった。




「職業のランクアップは月に2回あるから気にすんなこれはあくまでも初級職業を与えれるかの試験だからな。各自武器を選んどけ」




 そう言うと、名前を1人ひとり呼ばれ模擬戦が始まった。


 最初の人は槍使いの様だ。




 試験が始まってからダンに攻撃を仕掛け続けている。


 優勢に見えるが実際は軽くあしらわれている。




「ほらそこ引手が甘くて脇が開いてるから横の攻撃に対応できないぞ?」




 その言葉通りに槍使いは体勢を崩しその後足払いを受けて模擬戦は終了した。




「次!」次は双剣士の様だ。




「次!」「次!」……「次!」




 そして最後俺の番が来た。




「よし、次が最後だな。アロウお前の番だ」




「よろしくお願いします」


 俺はそう言うと木剣を構えて身体強化をかけた。




「模擬戦開始!」






 俺は飛び出さずにダンが来るのを待った。


 するとダンが怪訝な表情をして話しかけて来た。


「ん?来ないのか?」




「今の所パーティを組む気が無いからね。自分から敵と遭遇した時に突っ込んで死地に向かう必要は無いので」




「ほぅ」


 ダンはニヤリと笑うと剣を構え突っ込んできた。




 いきなり突きかよ!


 俺は多少まごつきながらも剣の腹に力を当て方向をずらし避けた。




 その後もダンが攻めてくる俺が打ち合ってかわし俺が切り込んで行ってダンが軽々剣を打ち払って行くという膠着状態になったが。




 ダンが一頻り踏み込み木剣が折れて俺は手を挙げて




「ハァハァ、降参です」




 負けを告げた。




「中々センスが良かったぜ。まぁ、お前本来の戦闘スタイルでは無いんだろう?これからに期待だな」




「ありがとうございます。もう少し剣の鍛錬を増やします」




 そう言うと俺とダンは握手をし。


 模擬戦は終わった。




「よし!魔術の方の試験を受ける奴はアッチに向かえ。それとこれで終わったけど。鍛錬は終えんなよ?ここがスタートラインだから新米共。今回は脱落者無しだ」




 それを聞き俺は魔術師側の試験へと向かうのであった。



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