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思った
おれは思った。
これを。
この気持ちを、払拭する方法は、一つしかない。
恋愛に部活動に、上手くいかなくて。
そんなおれを救ってくれるのは。
たった一つの成功。
そう。
国公立大学に、合格をすること。
必ず成し遂げてやる。
必ず、合格してやる。
国公立大学に。
そのために、もう、塾でも3年のカリキュラムに突入するくらいまでに早く授業を受けたんだから。
おれは、大会が終わってから。
家に帰って、着替えて。
すぐに、塾へと向かった。
そう、全ては。
国公立大学に、合格するために。




