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ビリでインキャは嫌なので国公立大学に合格します  作者: 佐和多 奏
1年生編

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星空

 駅を出ると、満開の星空が広がっていた。

 その星空は、おれの中に蔓延る不安を払拭してくれるかのようだった。

 自転車置き場に行き、スタンドを蹴る。

 カシャン、という音がするとともに、自転車の重さが手に加わる。

 自転車に乗り、漕いで行く。

 今日は、なんとなく楽しかった気がする。

 こうちゃんと、天馬と一緒に勉強ができて。

 こんなふうに、一緒に交流館で勉強ができるの、いつまでなのかな。

 ふと、そんなふうに思えてしまう。

 おれは、このままでいいのかな。

 本当に。

 このままでいて、国公立大学に行けるのかな。

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