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カメラっ娘とデート

カシャ、カシャ、カシャ、カシャという音がする。なんだいつものように母さんが写真を撮っているんだろう。ほっといて、ゆっくり寝よ。



カシャ、カシャ、カシャ、カシャ、カシャ、カシャ。



あれ、いつもよりうるさいような気が、気のせいだよなと僕が思っていると、まだカシャ、カシャいっている。さすがの僕も頭にきて、

「うるさいなぁ。」と怒鳴って起きると、そこにはカメラを持った母さんと僕がよく知るカメラっ娘がカメラを持って立っていた。



「母さんはいつもの事として、なんでライカがいるの?」



「今日は私とデートですよ。早く着替えてください。」



「わかったよ。だから早く出ていってよ。」



「じゃあ、みーくん。今日も可愛いかったわ。」と言いながら母さんは出ていった。



「ライカも早く出ていってよ。」



「あの、ミコト様。カメラでミコト様の生着替え写真を撮っていいですか?」


「ダメだから、さぁでていって」



「そんなぁ、ちょっとくらい、いいじゃないですかぁ。残念だなぁ。」と本当に残念そうな顔をしてでていくライカであった。


僕は着替えを終えて、ライカと出かけることに。


「ライカ、どこに行くの?」



「今日は始めは、デパートに行きましょう。」



そしてデパートに向かう。



しばらくあるくと、前に正美と来た大きなデパートにつくと、まずはゲーセンに向かった。



「なんでゲーセンなの?」


「それはですね。まぁ、いいじゃないですか。ゲーセンに来たかったんですよ。あぁ、あれ欲しいな。」とライカが指を指した先には、UFOキャッチャーがあり、その中のイヌのぬいぐるみだった。


「えっ、あれ欲しいの?」


「そうです。あれ、欲しいんです。私こういうの得意じゃないので、かわりに取ってください。」



「へぇ、意外だなぁ。ライカこういうの得意だと思ったのに。まぁ、任せてよ。僕こういうのけっこう得意なんだ。」とUFOキャッチャーを始める。


すると、UFOキャッチャーをやっている僕の横で、何か"カシャ"という音がしたので見てみると、ライカが僕の横でカメラを持って僕を撮っていた。



「いいですね。ミコト様、その真剣な表情いただきです。」



「ライカ、集中できないからやめてくれるかな」



「すみません、こっちはほっといていいですから、そっちに集中してください。」



だから、そのカメラの音で集中できないってと思っているが、怒るのはやめておいた。一応、デート中だ。落ち着こう。



「よーし、取れたよイヌのぬいぐるみ。」と笑顔で言う。



「いいですね。ミコト様、その笑顔最高です。」と言いながらカメラで僕を撮り続ける。


そんなライカにぬいぐるみを渡す。



「わぁ、嬉しいなぁ。一生の宝物にします。」と満面の笑み。



あぁ、取って良かったと僕は思った。



ゲーセンを後にして、昼ご飯はデパートで食べた。その時もライカは

「ご飯を食べるミコト様は貴重です。」とカシャ、カシャ撮り続ける。



そうして、デパートで写真を撮られ続けているうちに時間は過ぎていき、帰る時間になった。



そして帰り道に公園があるので寄ることに。



「じゃあ、ミコト様。まずは、ブランコに乗ってください。」



僕は指示に従いブランコに乗る。もうなんか、撮影会みたいになっていた。



「いいですね。もっと楽しそうに笑ってください。あぁ、いいですね。」



ブランコの次は、すべり台に乗せられた。



「楽しそうにすべってください。もうハッチャけた感じでお願いします。そうです、ミコト様。いいですね、たまりません。」

そんな感じで今日のデートは終わった。



「今日のデート楽しかったです。私は初めてのデートだったんで緊張しましたけど、本当に楽しかったです。イヌのぬいぐるみとミコト様のプライベート写真は一生の宝物にします。本当に今日はありがとうございました。今日はここらへんで、さようなら。」と僕に笑顔で言ってきたライカ。



「僕も楽しかったよ。じゃあね。」と僕達は帰っていった。



疲れたけど、けっこう楽しかったと僕は思う。

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