表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/7

3ー1

「もう、いいかげん願いを書きなさいよぉっ!! この仕事まかされたわたしの身にもなってよ。なんなのよ蒔絵ちゃんとかキモい名前つけちゃって。ペンなんてね、書ければいいのよ、書ければ」

「駄女神の本性見たり。万年筆をペンと呼ぶ奴のいいなりになぞならん。それに、書ければいいと言うのなら、石器時代の人たちにあやまれ。彼らがいかにして文明を伝えてきたか、思い知れ」


 なんだかだんだん楽しくなってきたぞ。


「思い切ったわよ。もう、なんでこんな案件しか回ってこないのよ!? 勘弁してよ」


 べそべそと泣き腫らす女神のことが、だんだん鬱陶しく感じるようになってきた。


「願いは一つなんだな?」

「そうよう。言葉で言ってもいいから、なにかお願いしてよぉ」


 む〜。しかし、こうなると俄然、限定万年筆が頭の中をチラつくわけで。


 ……でも言わないし、書かない。


 今回は見送ったって、次回は必ず手に入れてみせるんだからなっ。


 そんなわけで寝たふりをした。


「ちょっとぉ。寝てるんじゃないわよぉっ!!」


 あ〜、ねみぃ。


     つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ