表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リグ・ヴェーダ 詩訳 ― 火の神が歌う世界の始まり  作者: はまゆう


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

21/56

第1巻 第21讃歌 インドラ=アグニ賛歌

1. インドラとアグニを私は呼びます、

私たちは彼らの讃歌に

熱望しています

両者とも主なるソーマの飲み手です。

2. おお人々よ、

インドラ=アグニを讃え、

栄光づけなさい、

聖なる儀式において

彼らに聖なる歌で

讃美を歌いなさい。

3. インドラとアグニを

私たちは招きます、

ソーマを飲む者たちを、

ミトラの名声のために、

ソーマの飲み物に。

4. 強い神々よ、

私たちは彼らを

この準備された供物に招きます

インドラとアグニよ、

私たちのところへ来てください。

5. インドラとアグニよ、

私たちの集会の力強い主よ、

悪魔たちを砕いてください

貪り食う者たちが

子なき者となりますように。

6. あなたがたの

真実性を通じて

見守ってください、

広大な眺めの場所において、

インドラとアグニよ、

私たちに至福を送ってください。




簡単な解説(全体の流れとポイント)

この第21讃歌は、インドラとアグニを「双神(Indra-Agni)」として一つの存在のように呼びかけ、ソーマを飲む者として招き、儀式の成功・悪魔の撃退・至福の授与を求める短めの内容です。インドラの戦闘力とアグニの媒介・浄化力を組み合わせたペア神讃歌で、リグ・ヴェーダではインドラ=アグニの組み合わせがよく登場します。

• 1節:冒頭でインドラとアグニを呼び、讃歌への熱望を表現。両者が「主なるソーマの飲み手」として共通の特徴を強調。

• 2節:人々にインドラ=アグニを讃え、聖なる歌で栄光づけるよう促す。儀式の集団参加を促す。

• 3節:ミトラの名声のために招く。ミトラの秩序・友情が背景にあり、双神の招来に正当性を与える。

• 4節:準備された供物(libation)に来るよう直接的に招く。儀式の現場感が強い。

• 5節:集会の主として悪魔(fiends)を砕き、貪り食う者(おそらく悪霊や敵対勢力)を子なき(絶滅させる)ように祈る。インドラの破壊力とアグニの浄化力が融合した祈り。

• 6節:締めくくりは「真実性(truthfulness)」を通じて広大な眺めの場所(宇宙的な視点)で見守り、至福(bliss)を送るよう。インドラ=アグニの守護と祝福の側面。

全体として、インドラの力強さとアグニの聖なる炎が補完し合い、ソーマ儀式を通じて悪を排除し、至福をもたらすことを願う讃歌です。第1マンダラの初期で双神ペアが連続して登場し、神々の連携と儀式の調和を表現しています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ