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第1戦:さくら、挑みます!(49)

第1戦の49を公開します。

ちょい遅れてしまいました。

申し訳ありません。

今回は試合後のあれこれ。

試合を終えたさくらに!?

楽しんで頂けたら嬉しいです。

(19)


「まったく、ハラハラさせてくれるなのですわ。」


さくらVSフィナスの一戦いっせんを見終え、京姫スフレがぷんすかしながらつぶやいた。


「勝ってくれて、ほっとしたなのですわ。

 次の相手は、、タンクタートルになるなのですわ。

 まぁ、毒露丸どくろまるでも問題ないなのですわ。

 どっちも さくらもち とは相性が良くないなのですわ。」


京姫スフレは さくら の次の対戦の事を考えてみた。

が、どちらが勝っても速度型スピードタイプの さくら とは相性が悪いので負ける事はない、と確信していた。


「フィナスは”あの技(RJN)”の対抗策を考えてたみたいなのですわ。

 けど、あの方法ではダメなのですわ。」


京姫スフレはフィナスがやろうとしていた攻略法は直ぐに思い付いた。

けれど、無理だと判断していた。


あれ(RJN)は、そんな事では止められないなのですわ。」


京姫スフレは自分が考えた攻略法でしか”RJN”からのがれられないと確信していた。

それくらい完成度の高い技だと考えていた。

けれど、考えた攻略方は現状”Eランク”の選手では、自分以外に出来る者がいない方法だった。


「”あの技(RJN)”を華麗かれいにかわして、わたくしの大勝利なのですわ。

 それで、さくらもち を、、なのですわー!」


京姫スフレは悪い顔になり、


「ほーっほっほ、なのですわー!!

 ほーっほっほ、なのですわーー!!!」


高笑たかわらった。

中学1年生とは思えないくらいの悪役っぷりだ。


>・・・悪は~必ず滅びる(ほろびん)ねんで~。


「だ~れが悪なのですわ!」


こめかみをピクつかせながら”謎の解説さん(ヒラソル)”に突っ込みを入れた。


>・・・。


「はぁ、あほらし、なのですわ。」


われに返ると、


わたくしの対戦までにはまだ少し時間があるなのですわ。

 もっと連度れんどを上げておくなのですわ。」


つぶやきながら、訓練部屋トレーニングルームに入っていった。

そして時間ギリギリまで練習を重ね、


「これで完璧ばっちりなのですわ。

 それじゃ、かる~くよんと遊んでやるなのですわ。」


疲れも見せず、闘技場に移動した。


(20)


うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!


さくら の勝利に観客が湧き上がった。

第4シードを倒した。

それは、現状"Eランク"で4番目に強い、とゆう事になる。

新たな強者の誕生に観客は盛り上がっていた。

けれど、


「さくらもち、結構やる事エグいな。」

「ちょっと怖い。。」

「あそこまでするかな。」


そんな声が少なからず上がっていた。

特に今回の攻撃はかなり過激だったので、印象が悪くなっていた。

そんな声は大歓声にかき消され さくら には届いていなかった。


ジジッ


さくら は胸の奥の方に違和感を感じたような気がしたが、一瞬いっしゅんだったので気に留めなかった。

フィナスに手を差し出し、


「フィナスさん、ごめんなさい。

 腕、大丈夫ですか?」


びの言葉を掛けた。

その手を取りながら、


「あれはかなり(ごっつう)痛かったでありんす。

 けんどもう、どないもないでありんすよ。」


立ち上がったフィナスが元に戻った右腕を動かしてみせた。

※試合中のケガは終了と同時に無くなるようになっている。


ジジッ


「よかったです。

 ほんとうに、ごめんなさい!」


頭を下げる さくら に、


「そんな気遣きづかいは不要でありんすよ。

 試合これおのが全てをけた勝負でありんす。

 勝つ為にはあんなん、普通でありんすよ。」


フィナスがあっけらかんと返した。


ジジッ


「そう、なんでしょうか?

 もっと強かったらあんな事しなくても。。」


言葉をにごす さくら に、


「勝つ為には手段なんて選んでられないでありんす。

 けんど、そう思うんやったらもっと強くなるでありんすよ。

 あっしも技にもっとみがきをかけておくでありんす。

 その時はまた手合わせするでありんすよ。」


フィナスが再戦希望をしめす左手を差し出した。

さくら はその手をしっかりにぎり、


「はい、その時はよろしくお願いします。」


笑顔で再戦を受け入れた。

フィナスが観客に手を振って答えながら闘技場を下りていく。

のを待っていた ひまわり が、


「もっちゃん、おつかれさんや〜。」


声を掛けた。


ジジッ


振り返った さくら は、


「る〜ちゃん、ほんっとに心配したんだよ。」


涙をにじませながら ひまわり に抱き付いた。


「もっちゃん、ごめんな〜。

 ちょっと〜病院行ってたんよ〜。」

「え!?

 る〜ちゃん、ケガしたの?」

「くわしい事は〜部屋で話すは〜。

 そんな〜心配するほどやないから〜。」

「わかった。。」


さくら が ひまわり を開放した所で、


〔MC〕「さっくらもち選手ー、勝利者インタビュー、オッケー?」


しゃべ九郎くろうが声を掛けてきた。

一応、空気は読んでいるようだ。


さくら はうっすられた目を袖でぬぐい、


「はい、大丈夫です。」


元気に答えた。


〔MC〕「なっかなか過激だったけどー、あれは作戦通りなのかー!」


ジジッ


「はい、そうです。

 フィナスさんは捕まえないと攻撃をかわされてしまうので。」


〔MC〕「なっるほど、なるほどー!

     それにしてもー、フィナス選手の新技攻略は見事だったぜー!

     あっれはやっぱりー、ヒラソル嬢の手柄てがらってわけかーい!」


「そうなんです。

 る〜ちゃんの分析で、すごくすっごくすごく助けられてます。」

「そ、そんなことないで〜。」


元気に答える さくら の陰から ひまわり がこそっとつぶやいた。


〔MC〕「オーケー、オーケー!

     そっれじゃー、つっぎの試合もー、もっり上げてくれよー!」


「はい、がんばります。」


ジジッ


さくら はしっかりお辞儀して答えた。

そしていつものように観客に向かってお辞儀して、闘技場を下りた。


待機室に戻る途中で、


ジジッ

ジジジッ


胸の奥の方にほんの小さな痛みを感じた。

胸を押さえる さくら に、


「もっちゃん、どうした〜ん?」


ひまわり が心配そうに声を掛けが、もう痛みは感じていなかった。


「何でもないよ。

 さ、戻ろ。」


そう言って、少し足早になる さくら に引かれ ひまわり も歩を早めた。


『なんか〜変な感じがするな〜。』


ひまわり は さくら の様子に違和感とゆう程でもない、何かを感じていた。

待機室に戻った2人は、さくら の部屋に移動した。

如何だったでしょうか?

さくらに何が?

まぁ、振ってるのでわかるかな、と。

その辺は次回で。

次回は月曜の13時更新予定。

よろしくお願い致します。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ジジの間隔が、展開すすみごとに迫ってくるので 心配になる感じ、伝わってきます。 [気になる点] なし [一言] いつもありがとうございます
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