表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

みんないなくなる――b時とともに

空っぽの命が、舞い上がる。

その自然体が、人知れず誰かを傷つける

――悲しいばかりが生きるじゃない。

明日ばかりが祈りじゃない。

夕暮れ。陰に戯れ、擦り切れた膝に微かに溢れる。

しどろもどろに、愛に応える未満の呼吸が一滴、たどたどしいまでに儚く。

聞こえない。

聞こえない。

聞こえないばかりかただ、

許されない昨日を一つ数える度、

許されたかった明日を刻む、

生きるほどに、

滴る、滾る心、後悔に染めて、

いまだ見えぬ明日に、

君の面影を夢に見るほど、

呪われたかった日々の数だけ、

刻む、刻む、

一つ一つ、この身を捧ぐ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ