2人目
気を取られていたが、やはり櫻良がいなければ皆を守るのは厳しい。迅速に取り掛かるとしよう。
「_櫻良、目が覚めたか?」
「お~終わったの?」
「…あぁ。無事に終わった。」
「おーすっごーーい!こんな風に見えるんだ~」
「才斗に伝えていない機能を今から教えよう。これから役に立つはずだ。ふん。これを見ろ。」
「ふんって…。お、アリエボ端末に画像送られてきた~なになに…」
アリエボの機能一覧
・ウェポンの能力詳細
・バフデバフの継続時間表示 ☆1
・ステータス確認 ☆1
・Auto Assist choice system(AACSシステム)
→そのときにある程度ベストな行動を予測して表示するシステム
・共鳴
→一蓮托生してる人同士限定で強化形態になれる
・悪趣味(調整中)
☆1:(自分と一蓮托生してる人のみ)
「ふーん…このステータス確認とか、効果系の表示は私の"鑑定"みたいな感じなのになんで一蓮托生してる人だけとか、そもそも表示できることが限定的なの?」
「趣味の能力を再現するのは想像以上に難しいんだ。
それと、持っている情報を表示するだけならまだしも、知らない情報を抜き取るには流石にレベルが違い過ぎるんだ。」
「そういうものなんだ…あんまわかんないや。けど、他のも中々すごそうだね。」
「日々努力しているからな。とは言ってもまだまだ完璧ではない。
今回使うとすればAACSシステムだろうな。敵の行動を予測して、次に演算処理を行い、その結果からある程度最適な行動を表示することができるのがこのシステムだ。
簡単に言えば敵の攻撃等はこれで基本的には避けられるだろう。
櫻良の趣味的に近接にならないのがベストだが、そうならない部分も必ず出てくるだろうからな。」
「なるほどね。ありがたく活用させてもらうよ~」
「そうしてくれるとありがたい。そろそろ目的地に近づいてきた。準備に入ろう。」
「そしたら、私は才斗くんのこと背負うね。」
確かアリエボどうのこうのの前に確認したとき、拘束も筋力増強も効果時間がギリギリだったはずだもんね。
「"精製"」 拘束を3つ。
これでにーにを固定し直す。
「"精製"」
筋力増強ポーションはあって困ることなんかないからね〜。
飲み直してっと_あれ?もうとっくに効果が切れてる?のになんで背負えてるの?
特に無理してるわけでもないのに…
これ、私強くなったのかな?まあいっか。
刻一刻と冬華さんの趣味は歩を進める。




