第十三話 ゼウスⅡ突入戦
夜のアテネ上空。赤く焼けた夜空の下、地中海の波間にゼウスⅡが姿を現す。
太陽エネルギーを核とする ソラリア・コア は暴走寸前で、巨大な炎の渦を巻き上げる。
「ゴォォォォォォォン!! バリバリバリッ!!!」
雷鳴のような轟音が街に響き渡り、パルテノン神殿の丘も炎に包まれようとしていた。
ディックは ミサイルアーミー(完全型) のキャタピラーを全開にし、後方支援のミサイルとナパーム弾でゼウスⅡ周囲の自立防衛ドローンを一掃。
「よし、前進だ! こっちの支援は任せろ!」
イーグルは ブルーバード(完全型) を上空旋回させ、炎を纏った翼で電磁ショック弾を放ち、敵防衛砲の射線を切り裂く。
「ここからだ、仲間を守るのは俺の役目だ!」
ジュリアスは アルセーヌ・ルパン を操作し、マントを翻してホログラム分身でゼウスⅡのセンサーを攪乱。
「ソラリア・コア……どこにいる……!」
ゼウスⅡは丘の上にそびえ立ち、炎の渦を巻きながら防衛砲を全方位に展開。
三機は縦横無尽の立体戦闘を開始する。
ディックはミサイルアーミーの背中の追尾型ミサイルを発射、ドローン群を一気に排除。瓦礫を利用した連鎖破壊で、ゼウスⅡ防衛システムを撹乱する。
イーグルはブルーバードを炎の軌跡で旋回させ、上空からの電磁ショック弾で電子系統を麻痺させ、敵砲塔を無力化。
ジュリアスはアルセーヌ・ルパンで高速回転しつつ、カード攻撃の射線を確保。分身で防衛レーザーを欺き、ゼウスⅡの側面へ接近する。
「ゴォォォォォォォン!! バリバリバリッ!!!」
防衛システムの神のイカズチ攻撃が炸裂。三機は火花を散らしながら回避と反撃を繰り返す。
ゼウスⅡのコア制御室には二人の男が待っていた。
ルチアーノ・ファミリー若頭、ルチアーノ。
黒いスーツに血のように赤いスカーフ、冷血の美学的狂気を湛える瞳で言う。
「来たか……我が夜の舞台へ。愚か者たちよ。」
アル・カポネはシャンパンを片手に、砲塔の稼働音を楽しむように笑う。
「フフフ……面白い、金のために血が舞う瞬間は何度味わっても飽きないね。」
ルチアーノは遠隔操作で防衛砲を旋回させ、ゼウスⅡの周囲に新型ドローンを展開。
「奴らを焦土に沈めるのだ、アル・カポネ。」
「ふふふ、さあ、ゲームの始まりだ。」
三機はソラリア・コアの熱源を探る。
「ジュリアス、コアはどこだ!?」
ディックがミサイルアーミーの後方支援を維持しつつ叫ぶ。
イーグルはブルーバードを旋回させ、上空からコアへの安全ルートを作る。
ジュリアスは分身とカード攻撃でレーザー砲塔を無力化しながら、熱源の座標を割り出す。
「これだ……!」
ゼウスⅡは自己進化型の防衛システムで反撃を試みる。
「バリバリバリッ!!!」
神のイカズチのような雷撃が三機に降り注ぐが、三人は連携で交わす。
ディックはスロットル全開、ミサイルアーミーを丘へ突進させる。
イーグルは炎を纏ったブルーバードで空中制圧、ジュリアスはアルセーヌ・ルパンで最後のカード攻撃を構える。
「怪盗アルセーヌルパン、参上よ!」
ジュリアスの声が夜空に響き渡った。
ゼウスⅡの防御は自己進化型。神のイカズチのような防衛レーザーが三機に襲いかかる。
「バリバリバリッ!!」
火花が散り、熱風が吹き荒れる中、三人は立体戦闘で互いを支え合いながら接近。
ディックのミサイルで防衛砲塔を破壊し、イーグルのブルーバードが上空から電子ショック弾を放ち、ジュリアスのアルセーヌ・ルパンが分身でセンサーを欺く。
「ここだ……ソラリア・コア!」
ジュリアスが座標を特定した。
巨大な太陽炉がゼウスⅡの中心で赤く脈打つ。
しかしそこは分厚い巨大な装甲で護られていた。




