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第百四十五話 聖なる結界


「出口だわ」



「これが聖なる結界」



イーミ姫がやっとという想いでいった。気疲れもあるのだろう。



ファイが結界を前に、感心していうと、結界の内部に全員入り込んだ。



 ウィードが言葉を紡いだ。



「そうです、僕が通ってきた場所です」



「では、ここがエトワル城?」



「エトワル城の地下ですね」



 キュラの問いに、ウィードが淡々と答えた。



「敵地に入ってるってわけか」



 ファイがそういうと、結界の中というものの、剣を構え、姫様を守るように立ち、警戒をした。



 ウィードが制止のジェスチャーをした。



「大丈夫でしょう。ここは聖なる結界が張られていますし、一部のものしか、この場所は知りません。ここにいれば、そう簡単には入ってこれないでしょう」



「しかし、破壊神バルバトスの復活を阻止せねばならない」



「ここにその復活の何かが、ウィード様」



「いえ、ここにはないです。城の裏山の奥深くに昔から神聖な場所としてあがめられているエトワルの神殿があります。そこに聖魔神バルバトスという聖者の像があるのですが、なぜフォライーは破壊神というのか、よくわかりません」



 ウィードは顔を濁した。



 そして、キュラが怪訝な面持ちでいった。



「もしや、復活の方法で、魔にも聖にもなるということか」



「おそらく、そうかもしれません。レビ記には破壊神の復活の方法しかかいていませんでしたが、この神玉がここにある限り、復活は阻止できます」



「それがもしフォライーの手に渡れば、その聖魔神は破壊神となって俺たちに向かってくるということか」



 ヒョウの問いにウィードは顔を縦に振った。



「そうなるかもしれません」



「なるほどな、そうなる前に壊せってことか」



 一呼吸おいてファイがいった。



 誰の顔にも不安が過った。



 続けてウィードが話し出した。



「神殿のものですが、破壊神になる前に止めるのなら仕方のないことでしょう」



 そういい、聖なる結界の奥深くへ歩き出した。



 なにやら、別の入り口がある。



 城の地下につながっている道と思われる。



「ここ、地下から、神殿に向かう秘密のルートがあります。そこを行きましょう」



 ウィードとサリアが皆を誘導するように先陣を切って歩いていく。



「聖魔神か。古の輩か」



「行きましょう。こっちです。エトワル兵が警備しているかもしれません。気を付けて」



 キュラも懸念していた。敵が何かの反動で復活させれば自身の力でも止められない相手かもしれなかったからだ。



 ウィードの後をキュラたちはついていった。



 地下通路がずっと続く。







☆☆






 フォライーも同じころ、エトワル城内に入城していた。



 兵士の長と思われる輩が入り口で出迎えた。



「軍師フォライー様のお帰りだ。みな、敬礼を」



 いうと、通路をフォライーと共に歩いていく。



「兵士長よ、不届きものはいなかったか、反逆者は捕まらなかったのか」



「は、警備をずっとしていましたが、街にも殲滅部隊を仕向けましたが、どこにいるのか」



 兵士長の言葉を聞いた瞬間だった。



「この、大バカ者め」



「ぐはあぁ、な、なぜです、フォライー様」



 なんとフォライーは兵士長を、爪を伸ばし、一突きにした。



「お前のような用無しはいらん。エトワルにいなければ、外を探せ」



「フォライーさ、さま」



 兵士長はぐったりし、その場に血を流し倒れこんだ。



 その瞬間周りにいた兵士の目が赤くなって、ぎろりと光った。



「へ、兵士長さまー。どうなされたのですかフォライー様」



「どうやら、反逆者ウィードが紛れ込んだらしい、兵士長は、ウィード一味に殺された。ウィードとその一味をあぶりだして殺せ、一人たりとも逃がすな、抹殺しろ」



「は、フォライー様」



 兵士はそういうと、伝令を各兵員に伝えに向かった。



 周りにいた兵士の様子がおかしい。どうも人間の理性を失っている。



「捕まえて殺したもには報奨金を出す」



「反逆者が舞い込んでいるようだ、さがせー」



 兵士の声は人間の声ではなかった。



 どろっとした獰悪なモンスターの声だった。

 


赤い目が光る。



「くはは、人間など、邪念を使えば、誘導するなどお手の物だ」



 兵士たちは、正気を失い、フォライーの手により精神を乗っ取られ、怪物へと豹変させられたのだ。



 フォライーは何かを感じ取っていた。



「この微動だに感じる闘気、恐らく魔剣士のもの。気配は隠せても闘気は完全には隠せないようだな。この城にまぎれこんだか」



 そういい、あごに手をかけ、しばし、考え込んだ。



「ウィードが向かうところで考えられるのは、王の間か、それかバルバトス様への道」



「あの裏山への道か。よし、ものども、ウィードを出迎えるぞ」



「御意」



 変貌した兵士たちが全員走って行った。



ウィードがいる場所に、フォライーが仕向けた。



 フォライーは空中に浮きながら、魔力を引き出した。




 獰悪な力がその場を包んだ。



























☆☆

遅い時間でも読んでくださっている方、ありがとうございます。

エトワル城ついに入城。

どうなるファイ。

気に入ってもらえたらお気に入りお願いします。

まだまだ物語は続きます。

応援よろしくお願いします

おはようございます。

遅い時間帯でも早い時間帯でも読んでくださっている方ありがとうございます。

これからも物語は続いていくのでよろしくお願いします

よければブックマークなどお願いします。

肺炎大変なことになってますね、中国はそういう受け入れの施設が荷重が大きくて、倒壊したとか。

今救助しているとのことみたいです。

重さで施設倒壊てありえないですね。

なんていう国だって話です

読者様も体調には気を付けて下さいね。

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