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第百三十一話 絶対的魔力! 魔力の暴走!!


「はぁ、はぁ。助かった。やっと外に出れた。とりあえず、信号弾、信号弾」



 ニスカが階段から駆け上がり、地下から外に出た。



 そして、ファイから手渡された信号弾を取り出して、縄を引っ張り、発射させた。



「よし、信号弾はあげた。後はあいつらの仲間が気づいてくれれば」



 屋根の上高く、信号弾の煙が舞った!



 その白い煙を遠くにいたレイティスは見逃さなかった。



「オネイロス団長、あれは」



 南の方角にいたレイティスが、煙を指さした。



 オネイロスが遠目でみやる。



「煙、信号弾だ、ファイが見つけたみたいだな」



「西の方角です」



「よし、急行するぞ」



オネイロスは来た道を戻り、西の方角に向かった。



☆☆



 そのころ、地下では一歩譲らぬバトルが繰り広げられていた。



「魔王ダギラス、一矢報いてでも、お前を封じ込める」



 ファイがいうと同時間合いを詰める。



 魔王は余裕ぶった顔で赤子の手をひねるようにいった。



「くはは、笑止、幾星霜たち、肉体が滅びようと、骨になったとて、お前らに負けるほど魔力は落ちておらん」



 魔王ダギラスがそういった時だった。



 ヒョウが横手に飛んだ!



「ファイ、一瞬のスキを突く、全力で行くぞ」



「おう、ヒョウ、竜撃だ」



 ファイとヒョウは同時に、竜撃の構えを取り、一瞬のうちに発動させた。



「『フレアドラゴン!』」「『ブリザードドラゴン』」



 二つの竜撃が、至近距離で、左側と右側から発せられた。



 それはまともに魔王ダギラスにぶつかる。



「笑止!」



DWOOOOOOOONNN!



 普通の魔族なら仕留められているだろう、二人の強力な技を魔王は、まともに受け、エネルギーが爆発し、拡充し

て、大爆発が起こった。



 しかし、並の魔族ではなかった。



「やったか」



「砂塵でみえねぇ」



 そのときだった。



「(煙が動いた)ファイ、奴は生きてるぞ」



「ダブルフレアメテオ!」



「な、なに!」



DWOOOOOOOONN!



「ぐはぁ」



 なんと、炎系の最強魔法を同時に二つ、ファイたちに浴びせた。



それをくらい、二人は魔法の威力を浴びた。



「大丈夫か、ヒョウ!」



「ちぃ、耐熱耐冷のオーバーHCマントが燃えた。ああ、なんとかな」



「あいつ、右手と左手で、二つ同時にフレアメテオを叩き込みやがった」



「なんてやつだ。魔力が桁違いだ」



 二人の顔が濁った。すさまじい魔力を擁してるのがみてとれたからだ。



 ファイが苦渋の顔色で声音を吐いた。



「竜撃が二つまともに当たって、完全に防がれるなんて、くそ」



「くはは、驚いているようだな。我の魔力をもってさえすれば、その程度の波動、防御壁で打ち砕くことなど容易いことだ」



 魔王ダギラスが獰悪な声を上げると、そのとき、ヒョウが思い切ったことをいってきた。



「ファイ、やつが呪縛魔方陣から動けないのが救いだ、仕掛けられる前に魔法陣に封じ込めるぞ」



「どういうことだ?」



 ファイはもしやと思った。ヒョウの真剣な顔つきを見て、みてとれた。



「俺の全霊を込める」



「お前、まさか?」



 ヒョウの顔つきは、命を懸ける顔つきだった。



 勝負をかけるのだ、魔法陣の効力があるうちに。



「なにをごちゃごちゃ言っておる、しねぇ」



 魔王ダギラスは両手にすさまじいエネルギーをためこんでいた。



 魔法といえど、普通の術者と違い、かなり、拡充され、強力にアレンジされていた。



「ダブルアトミックメテオ!」



 二人を熱源体が飲み込んでいく。



 あたりが、熱量で溶けていく。



「くそ、今度は熱系か」



「く、防御壁で防ぎきれねー」「燃える」



 その魔王が仕掛けてきて、手が動かせないときをヒョウは狙った。



「今だ!」



氷封印呪縛壁アイスカーズウォール



 一瞬のうちに術は展開された。魔王を包み込んでいく。



「ち、力が、な、なに魔法の前に壁がぁあぁぁ」



「我の魔法がぁ」



「くはぁあぁあっ」



DWWWWWWWONNNN!



 魔王ダギラスが仕掛けていたアトミックメテオがヒョウの術の影響で、自身に跳ね返って、暴発した。



 魔法の威力で魔王ダギラスは、間違いなくダメージを負っていた。



「なんだ、この氷の壁は、瘴気が放出できん」



「完全に包み込めば、お前をその場で封印呪により、魔法陣の力を借りて、完全に封じ込む」



 ヒョウの口から、血が少し流れた。



 だが、ヒョウは続けて術をかけ続ける。



「お前ぇ、血が」



「くはは、なるほどな、封印呪か。ボロボロになりて、魔剣士に封じ込められるほど落ちてはおらん!」



魔王は再び魔法の詠唱に入った。



「こんなもの、打ち砕いてくれるわぁ」



「しねぇ」



「トリプルフレアメテオ!」



 なんと魔王は呪縛の壁を打ち破ろうと、両手で同時にフレアメテオを放出した。



 しかも、続けてエネルギーをため込んでいた。



「な、なに、三発同時、フレアメテオを口からも」



 ファイが心配してヒョウに駆け寄る。



「ちぃ、ダメだ、エネルギー量が凄すぎる、封じ込めるまで持たない」



「氷の守護神、アイスレヴィよ、俺に力をくれ」



「お前、やめろ、ヒョウ、死ぬ気か」



 ファイは必死に制止をかける。



 だが、ヒョウは応じない。



「ここで、魔王を封じ込めないと、バルトカムの民、全員が死ぬことになる」



 そういい、術の力を強めた。



「俺の命と引き換えくらいになら」



 そのときだった。



「フレアメテオ!」「フレアメテオ!」



「な、なに、どこから、ぐああぁあぁ」



 なんと、二発の炎系最強魔法が、魔王に叩き込まれた。



 魔王は爆発し、炎に包まれた。



「テアフレナ様、エリュー」



「すさまじい瘴気がしていたから、きてみれば、これか。水臭いぞ、ファイ、我らも加勢する」



「キュラ様」



「僕も手伝うぞ」



「ウィード様まで」


 心強い加勢が入り、戦いが激化していく。



 相手は先代といえど魔王。魔力は並みの魔族ではなかった。



























☆☆

遅い時間にでも貴重な時間を割いていただき、よんでくださってありがとうございます。

先代魔王戦、どうなるファイ?

ヒョウは死ぬのか。

気に入っていただけたら、お気に入りお願いします。


今日また更新します

更新はしていくのでブックマークや感想していただけるとうれしいです。

読み物として更新します。

よろしくお願いします。

読んでくださっているかた貴重な時間有難うございます。

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