第百二十三話 魔導兵器
メルフェンにいた皆は、ご飯を食べ終わって、姫様が会計のカウンターの前にいた。
「合計17万ルフになります」
「現金で払うわ」
姫様は用意していたお金を即座に払った。
この大そうな金額は、普通の民では払えないくらいの大金だった。
ファイやエリューは、目をパチクリしていた。
二人とも平民上がりだからだ。
ヒョウは一応貴族だったが、裕福な貴族ではない。
だが、ヒョウは普通の感覚のように受け止めていた。
レギンが重い口を開いた。
「さすが、姫様だ」
その言葉を聞くと、キュラが店のドアを開けた。
「さて、店を出るとするか」
そうこうして、メルフェンを一行は後にした。
☆☆
そのメルフェンから出てくるウィードの姿を気配を消し、家屋の屋上から遠目で見遣っている魔族がいた。
そう、フォライーだ。追いついていたようだ。
フォライーはニヤリと不気味な笑みを浮かべた。
「くひひひ、いい気なもんだな、ウィードよ。ん、待てよ、ここはバルトカム? だとすると、魔王ダギラス様君臨の時、千年前の魔導大戦争時の魔導兵器が埋まっているのでは?」
どうやら、フォライーはバルトカムの何かの昔を知っているようで、恐らく魔族としての年齢も高いと思われる。
フォライーの脳裏には勝算が浮かんでいた。一体、魔導兵器という代物は。
フォライーは不気味に笑い、宙に足を浮かせて、地面に降り立った。
「くひひひ、よし、一泡吹かせてやるぞ、ウィードめ」
いうと同時に、低空飛行し、フォライーはどこかへ立ち去った。
☆☆
「あーあ、今日も疲れたぜ、それにしてもあの妖精は惜しかったなぁ、高く売り飛ばせたのによぉ」
ニスカだ。ニスカがアジトの壁にもたれかけ、そこにふてくされた顔つきで頭を手で抱え、座りこんだ。
そのときだった。
「!」
ニスカの表情が一変した。
「(空を飛んでいる?)な、なんだ、お前は?」
なんと、目の前には魔族フォライーがいた。フォライーは何かを知っている算段だ。
フォライーは低空飛行で、ニスカの目の前にきた。
「小僧、お前は機械士団バラロサの長であろう。魔導兵器の場所を知っているな?」
「なんでお前がそんなことを。知っててもいうか」
「ほほう、身の程知らずな少年だ。勝気だな、だが、自信過剰は死を招くぞ」
フォライーがそういった瞬間だった。
「催眠手術!」
フォライーの手から紅い光りが出て、それはニスカの目に映った。
そのとき、奥の建物からバラロサの団員が二人でてきた。
「お前は何者だ! ニスカ様に何を!」
「ぐあぁぁぁぁあぁッ」「ぎゃあ」
なんと、一瞬のうちに片手一つで、団員二人を血祭りにあげた。
フォライーは不気味に笑った。
「諸い、これが人間か。雑魚に用はない。さぁ、ニスカよ、魔導兵器のある場所まで案内しろ」
「は、フォライー様」
ニスカは目の色を失くし、フォライーの意のままに操られ、魔導兵器がある場所へ誘導していってしまった。
☆☆
どうなる、ニスカ。応援よろしくお願いします。
今日また更新します
トイレットペーパーはこちらもないですが、ためて買うというより、
そのもの自体が手元になかったらどうなるのかなって感じですね
芸能人の方もいってましたけど、その心理は何となくわかりますね。
話がずれました。
ニスカどうなるのか、
更新していくのでブックマークなどお願いします。
物語はまだまだ続きます。




