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第百二十一話 戦士たちの休息



 ファイがメルフェンの入口のドアを開けて一番に入ってきた。ニミュエは肩に乗っていた。


「ファイ、ニミュエ、よかったぁ」

 イーミ姫が、涙ぐんだ。心配していたのだ。


「姫様、キュラ様、ただいま戻りました」

 ファイの言葉に心配そうな顔で軽くキュラは頷いた。


「全員無事か」

「はい」


「襲われたのは、小僧が長を務めている機械士団バラロサだった」

 ヒョウが重苦しく言う。


 そのとき、アザレ副将軍が重い口を開いた。


「やはり、機械士団であったか」


「アザレ副将軍、何かご存じで」


「ウィード様、機械士団は、この機工都市バルトカムで機械の技術を駆使して、この街を支配している組織です。軍資金がなく、そういう乱暴なことをするものもいると言われています」

 アザレは辛らつな表情で言った。


 ファイが厳しい顔つきで続けざまに言った。


「へぇ、その組織の長があいつか」

「ニスカだな」


「名前をご存じなのですな、ヒョウ殿」

 アザレが興味深そうに言う。


 ファイはニヤリと笑った。

「向こうから興味深そうに俺たちのことをきいてきて、名乗ってたぜ。みんな、まだ飯食ってないんだな」


「お前たちのことが心配でみな、ご飯が喉に通らなかったんだ」

 キュラが釘を刺した。

 そして、ファイの目線はレギンに飛んだ。レギンが待ちくたびれたという面持ちだった。


「おっさんも喰意地張ってるのにありがとな、待ってくれて」


「みんな、心配事も晴れたし、私のおごりだから、好きな物、いくらでも食べてね」

 姫様は豪快に手を振り上げいった。


 ファイがいけなさそうに、姫様の方をみやった。

「姫様、そんな滅相もない」


「お金は大丈夫よ。私はこうみえても王族だから」

「では、遠慮なくいただきます」

 そして、一行はメルフェンでしばらくの間休息と共に料理が出てくるのを待った。








☆☆



















遅い時間帯でも読んでくださっている方ありがとうございます。

貴重な時間有難うございます。

これから更新していくのでよろしくお願いします


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