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「二牙とが嫌ならさ、俺と一緒に何か食べないか?」
十刃が冗談混じりで綾を誘うと、綾の顔が一層不機嫌になった。
「まさか君もそういう人間だったとはな。」
「あっ、いや…これは冗談だ…」
十刃が弁明しようとしたが、
「失望したぞ十刃君。」
綾は冷酷な視線を十刃に浴びせると、何処かに行ってしまった。
「あっ、ちょっと綾!」
二牙が慌てて綾を追いかけていった。一人となった十刃は綾の冷酷な視線を思い出し、大きく肩を落とした。
【参歌花綾:『1DOWN』】
十刃は落ち込んだまま、たこ焼き屋で六つ入りのたこ焼きを購入し、休憩スペースで食べ終えた後、何処かへ行っていた綾と二牙が戻ってきた。
「良かった。まだここにいたか。」
すっかり機嫌が戻った綾が十刃に話してきた。
「綾…その…さっきは…」
十刃が先程の失言を謝ろうとした時、
「その事はもういい。」
綾に一蹴されて謝れなかった。女性の気持ちは分からないものだ。
「それよりメールを見たか?」
「メール?」
綾に言われ、十刃は腕時計型スキャン装置を操作し、メールを開いた。すると新着のメールが一件届いていた。
「メール?」
綾に言われ、十刃が左手首に巻いている腕時計型スキャン装置を操作し、メールを開いた。そこには新着のメールが一通届いている。
「送信者は…字史隊長じゃないか!」
送信者の名前を見て十刃が驚く。
「そのメールはナンバーズ全員に一斉に送られていて、内容は『ホープビルの会議室に集まれ。』ってさ。」
二牙がメールの内容を告げる。
「そっか…じゃあ素直に従って会議室に行くか。」
十刃はゴミを捨てた後、二牙、綾と共に指示されたホープビルの会議室へ向かった。
〔Cへ〕




