B─1─1
(玩具屋でも行ってみるか。)
暇潰しが出来そうな玩具とかゲームとかがあればいいなくらいの気持ちで、十刃は玩具屋へ歩を進めた。
数分後、お目当ての玩具屋に到着した十刃。早速入店しようとした時、玩具屋と隣にある装飾品屋の間の通路で、何やら見知った二人が口論しているのを発見した。
「も〜!また四葉はそんなの買おうして!もっと女の子らしい物買いなよ!」
プンプンと怒っているのは、紫色のパーマロングの髪に銀色の瞳をもち、白と紫を基調とした可愛らしいゴスロリを身に纏った少女──『舞葉六夢』であった。手には可愛らしい花の形がした髪留めを持っている。
「いいじゃん別に!欲しいから買うの!何で周りの評価を気にして欲しくない物買わなきゃいけないのさ!」
六夢に対して反論するのは、黄緑色のショートボブに黄緑色の瞳をもち、Tシャツにホットパンツを身に纏った少女──『鳴子部四葉』である。手には男の子から人気のロボット─『機動戦士ロボタム』のブラモデルを持っている。
「別にそのロボットを買うなとは言ってないよ!でもちゃんと女の子らしい物も買うべきだって言っているの!」
「だーかーらー!何でいらない物を買わなきゃいけないのさ!それに私髪の毛短いから髪留めなんていらないし!」
六夢と四葉がバチバチと火花がでるほどの睨み合いをしていると、
「ちょ、ちょっと二人共!周りに迷惑がかかるからそれくらいにしろ!」
流石に十刃が止めに入った。
「あっ!十刃っち聞いてよ!四葉が私に女の子っぽい物を買えってうるさいの!私は必要ないからいらないって言っているのに!」
四葉がまるで生徒が先生に言いつけるような言い方で告げる。
「四葉が全然女の子らしい趣味がないから!まずは髪留めとかの簡単な装飾品から女の子らしさを身につけていこう言っているだけです!」
六夢も十刃に自分の意見を主張する。
「十刃っちはどっちの方が正しいと思う?」
四葉と六夢が十刃に注目し、意見を求める。
「え、えっと……」
十刃は美少女二人の真剣な眼差しを受け、少し照れながらも回答を考える。
〔好きな物を買えばいいと言う→B─1─1─1へ〕
〔女の子らしい物を買えばいいと言う→B─1─1─2へ〕
〔ロボタムに髪留めをとめると提案する→B─1─1─3へ〕
〔決められないと答える→B─1─1─4へ〕




