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H─1
「四葉を離せ!」
十刃は刀の刃に風属性を纏わせて斬撃力を高めると、四葉を握る腕を狙う。するとサイクロプス二号は十刃の動きに気が付き、四葉を掴んでいない右の拳を振り下ろした。十刃は横にステップして回避すると、そのまま右腕を駆け上る。そしてサイクロプス二号の右肩に登った。
「グオォ!」
サイクロプス二号は右肩にいる十刃に対し、四葉を握ったまま左拳を振り下ろした。十刃は跳び上がって左拳を回避する。それにより、サイクロプス二号は自分の右肩を自分の左拳で殴る形となってしまい、大きくバランスを崩した。十刃はその瞬間を逃さず、落下速度を加えてキッチリと左腕を肘のところで斬り落とした。
「四葉無事か!」
十刃は左腕の下敷きになっている四葉を助けると、手を掴んで起き上がらせる。
「ありがとう十刃っち〜!あいつの手なんかねっちょりしてて気持ち悪かったの〜!」
確かに四葉の手を握った際、どこか粘り気があったなと思う十刃であった。
【鳴子部四葉:『好感度1UP』】
〔Iへ〕




