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幻想怪物討伐組織  作者: 眼鏡 純
1話:『初陣』
41/176

E─8─1

 「じゃあ折角だしお酒を…」

十刃がそう答えた瞬間、

「そうこなくっちゃ!マスター!この赤髪にビール一杯!あと俺にも一杯!」

八龍が代わりに注文すると、マスターは無言で頷き用意を始める。

「……普通こういうお店ってワインとかカクテルとかじゃないんですか?」

待っている間、十刃が八龍に尋ねる。

「周りの雰囲気に流されず!己の飲みたい酒を飲む!それが酒豪ってものだ!」

八龍がガハハと豪快に笑う。

「いや、俺別に酒豪じゃないんですけど…」

十刃が苦笑いでツッコミを入れた時、マスターから二杯のビールが二人の前に置かれた。そしてマスターはまたワイングラス拭きを再開する。

「よし!じゃあお前さんの入隊に!乾杯!」

「か、乾杯!」

二人はガシャンとジョッキを合わせて乾杯すると、同時にビールをグイッと飲んだ。

「おっ、良い飲みだ。」

八龍が十刃の飲みっぷりに機嫌が良くなる。

「まぁちょこちょことスラム街にいた時に飲んでいましたから。」

どうやら十刃は二十歳になった日から、たまにジッサンと飲んでいたらしい。

「成る程な、ならもっと飲もうぜ!」

八龍は十刃に肩を回してからガブガブとご機嫌に酒を飲む。十刃は苦笑いしながらも付き合うことにした。


 二十分ほど八龍と飲んだ十刃は、マスターからサービス貰った『一瞬で酔いが覚める薬』とやらを貰い、それを飲んで酔いを覚ますと、基地の散策を再開するべくBARを後にした。


【道山八龍:『好感度1UP』】



〔まだ三人に会っていなければ→Dへ戻る〕


〔既に三人に会っていれば→Fへ〕


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