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1 プロローグ〜


 音も、色も、時間さえも無い。ただ灰色に煙る地平線が、空の果てまで退屈そうに横たわっている。

 かつて何かがそこにあったという記憶さえ、風に削られて砂に埋もれていた。


 そんな中、小さな光を放つひとつの影。その影の足元には、何重にも重なった魔法陣がうっすらと輝いていた。


 祈るように膝をつき、両手を重ねる魔女。魔法陣の輝きが増すにつれ、長い白髪が宙を舞う。


「これで……やっと……」


 暖炉の火。

 紅茶の匂い。

 飛び交う喧騒。


 もう二度と戻れないはずだった、遥か遠い記憶。


 次の瞬間、世界を呑み込むほどの光が溢れ出した。


 そう――これは、


 世界を救い、


 そして滅ぼした魔女。


 ニティアの物語。

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