モンスターの進化に関する基本設定
1.進化の基本
・モンスターは★1~★5の進化レベルを持つ。
・戦闘経験により進化し、進化するたびに★が増える。
・進化するごとに体は大きくなり、大きさ=強さの目安となる。
2.★6モンスター
・★5モンスターが特定の条件を満たすと★6に進化できる。
・★6モンスターは記録が残るほど希少。
・進化表が未完成の種族も多い。
・魔王など、生態不明の存在も便宜上★6とされる。
3.★6進化条件(全条件必須)
・人間並みの知性を持つこと(人間視点では限界突破種であること)
・★5到達後、十分な戦闘経験を積んでいること
・★5専用技を全て習得していること(多くの種族は1種しかない)
・自分より強力な存在を戦闘で倒した経験があること(格上撃破)
4.コストについて
(1)コストとは
・コストとは、モンスター使いと手下モンスターの力関係を数値化した指標である。
・何かを消費する数値ではない
・強さ・賢さ・意志の総合評価
・モンスター使いが支配可能かどうかの判断基準
(2)支配条件
・モンスター使いは自分の支配力以上の合計コストを持つモンスターは支配できない
・複数体を支配する場合:支配している全モンスターの合計コスト以上の支配力が必要
(3)コストの構成要素
・コストは以下の2要素の合計値で決まる。
① 肉体的能力コスト
・筋力・耐久力・速度・体格などで、種族・個体差・成長によって変動
② 精神的能力コスト
・意志の強さ・判断力・知恵・知識を活かす能力・思考の柔軟性・経験値
※「知識そのもの」ではなく知識を前提にした思考・判断ができることが評価対象。
(4)種族平均コストと個体差
・五島諸島のモンスターセンターでは、多数のデータを統計処理し種族平均コストを把握している。
(例)
種族 種族平均コスト
★2ウルフ 14
★2ブラックベア 15
★2サーベルタイガー16
この数値は、「肉体能力+精神能力の合計平均」
(5)賢さ(差額)という考え方
・個体コスト − 種族平均コスト= 一般個体との差(主に精神面)
・一般的なモンスター使いの手下はこの差額が+0~+3の範囲であることが殆ど(+3で「この子は賢いな」レベル)
(6)パワーから見る実際のコスト
・パワーの初測定時の表面上のコスト:35
・★2ブラックベアの種族平均コスト:15
・一見すると→+20=非常に賢い個体に見える。(15+20)
・実際の内訳は17(肉体的能力)+18(精神的能力)=35
・登場人物達は、賢さに全振りしていると誤認しているが、実際は 肉体・精神ともに突出した個体。
(7)コストの成長について
・コストは固定値ではない
・経験・学習・思考力の向上により 主に精神コストが成長する
・人間世界の道具を理解・活用するなど知識を踏まえた判断ができるようになるとコストが上昇
・作者視点では知恵の発達をコスト上昇として表現する意図
(8)ウルの特異性(例外的存在)
・ウルの実質コスト
・13(肉体的能力)+137(精神的能力)=150
・現代日本で義務教育を受けた知識背景
・知識を前提とした高度な思考が可能
・世界トップクラスの異常値
・+50程度あれば「限界突破種(人間並みの知恵を持つ者)」と呼ばれ、+137は規格外
・肉体が弱い影響により、技習得に制限が出る(例:トリプルスラッシュ未習得)
(9)限界突破種との関係
・高コスト=限界突破種ではない
・だが実際には、精神コストが突出した個体=限界突破種と誤認される
・真相は「経験と知恵の積み重ね」
(10)進化によるコストの変化
①進化と種族コストの基本法則
・モンスターが進化すると、種族コスト(主に肉体的能力)が概ね2倍になる
・種族平均コストは★ランクにおける標準的な肉体性能を示す
・精神的能力(知恵・判断力など)は個体差によって大きく変動するため種族平均には含まれにくい
②例:熊族の進化段階ごとの種族平均コスト(肉体基準)
★ランク種族名 種族平均コスト
★2 ブラックベア 15
★3 グリズリー 30
★4 アルカス 60
★5 カリスト 120
★6 ポラリス 240(参考値)
・★5以上は個体数が極端に少ないため「平均」と呼べるほどの統計は存在しない
・★6ポラリスは1体しか存在していないため「平均」は取れないが、真相としては正しい数値
③同★ランク内での共通性
・同じ★ランクの熊族別種族(例:★4アルカス系・★4モサ系 など)は種族平均コストは同一として扱われる
・進化段階(★)が肉体的完成度の指標として最優先されるため
・分岐による差異は「特性・技・適性」に反映されコスト差としては表れにくい
④精神コストとの関係
・進化によって増加するのは主に肉体コスト
・精神コストは以下で大きく変動する
経験・教育・知識を活かした思考
・そのため、★が低くても精神コストが異常に高い個体は存在する(例:ウル)
・★が高くても精神コストが低い個体も理論上は存在する
⑤世界認識とのズレ
・人間社会・モンスターセンターの認識「★が高い=強い・上位」
・真相としては、★は肉体の指標に過ぎず、真の脅威は精神コスト
・このズレが、限界突破種の誤解、モンスターの知性軽視、支配契約制度の歪みにつながっている。




