表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!  作者: 犬丸 大福
溺愛に振り回される、振り回す

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
54/90

ほにゃらら新喜劇

「ねぇ、お兄様。

イチイ嬢の鼻に栓詰めて、お兄様と二人で両隣に座ってお顔を眺めていたら、目覚めた時、どうなるかしら?」

「鼻に栓詰めるの?ご令嬢の鼻に?」

「だって、鼻血吹き出したら、私とお兄様の顔にかかりません?」

「かかるだろうねぇ。…なんでそんな事思いついたの?」

「え、だって、スパルタって言ってませんでした?」

「ねぇ、ディ?

鼻に栓とか、人に鼻血かけるとか、ご令嬢の尊厳丸つぶれみたいな作戦、やめようか?」

お兄様が真面目な顔で私に言います。


「イチイの鼻血を止める栓なんて、無いんじゃないか?

鼻血と一緒に栓がポーンと、飛ぶぞ?」

辺境伯様が鼻から投げキッスみたいな仕草をします。


「「ああぁ、飛びそう…」」

お兄様と二人、思わず辺境伯様の指した先を眺めてしまいました。


「ユーディリアちゃん、さすがにその作戦はやめてあげて?

一応、こんな野生児だけど、女の子だったりするのよ?

鼻血と一緒に栓が飛んで、その血が好きな男の子に浴びせかかるって、羞恥心で死ぬんじゃないかしら?」

夫人が苦笑いです。


「男の自分でも、確実に4~5日はベットで身悶えしますね」

「そうですね、鼻血で栓が飛んでいくって、考えてなかったですわ」

「ディ?そこじゃないからね?」

「っていうか、飛ばなかったら、鼻に栓詰めたご令嬢と対話しなきゃいけないんですものね?」

「「ブフォ」」

お兄様と辺境伯様が崩れ落ちた。


「今。

鼻に栓詰めたイチイが、真面目な顔したユーディリアちゃんと対話してる横で、お腹抱えて崩れ落ちてるエミリオくんの姿が見えちゃったわ。

どうしましょう、ちょっと見たいと思っちゃったわ」

頬に手を当てた夫人が優美にのたまいます。


「俺の女神、それは流石に俺でもわかる。絶対やっちゃダメなやつだ!」

イチイの尊厳のために!と、辺境伯様は力説します。


「ああぁ、確かに。お兄様、記憶力良いですからねぇ、

10年後とかでも思い出し笑いしそうですわ」


「くッ、ディが僕の腹筋を殺しにかかってるッ…」


「確かに!!エミリオくん、イチイのために10年後は忘れてあげて!!」


「夫人まで!!ものすごい勢いで悪ノリしてる!!」


「ウフフフフ。まぁ、悪ふざけはこの位にして。

実際問題として、慣れるしかないのよねぇ。イチイ、頑張って、起きなさい。

って、そうよ、倒れる度に、すぐ起こしたら良いんじゃない?」


「どこの拷問官ですか、それは」

「え、お兄様。私達の顔、拷問ですか?」

「有る意味?だって、倒れるんだもん。許容範囲越えた顔の良さって、拷問になるんだね?」

うーん?と私達は首をひねります。


「そう、それ。貴方達、要所要所で行動がシンクロするの。双子ならでは、なんでしょうけど、確かに、可愛さが溢れ出てるのよ。まぁ、それも含め、一週間あるのだし、会話成立するくらいには慣れて欲しいわね」


考えてみたら、

ほにゃらら新喜劇や座布団重ねる落語家は、何十年も愛されてるのに、

美人は3日で飽きるって、理不尽じゃありません?

評価やブックマーク、リアクションなど下さった方、ありがとうございます!身もだえて震えております。

これからもよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ