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当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!  作者: 犬丸 大福
これぞ悪役?シスコン無双

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ふと漏れた、本音が物騒

夫人とヒサギ様が揃ってご帰宅下さいました。


フーティ様からのお手紙を見せて、お兄様の見解を説明。

ヒサギ様が再びの般若化しそう、と思ったら、バキッ!聞こえたのでそちらを向くと

夫人が無表情で扇子を真っ二つに折っているではありませんか!!


「ねぇ、ヒサギ?

この国、滅ぼした方が良いんじゃないかしら?」

「あら、お義姉様。奇遇ですわね。ワタクシも同じこと考えましたの」

「「オーーホッホッホッホ!!」」


「「ストップです!!」」

お兄様と一緒に全力で止めます。


「「あら、なぜ?」」

「いや、なぜって、冷静になりましょう?」


「「今だかつてない程、冷静だわ?」」


「全然冷静じゃなぁい!!」

「お二人共、非常にご立腹という事は理解しましたので!」

「「お心を静めて下さいますよう」」

お兄様と2人で懇願します。


「じゃぁ、イチイが代わりに王城を破壊してきます!!」

「「やっておしまい!!」」

チィちゃん!余計な事を!!

夫人もヒサギ様もチィちゃんをけしかけないで、止める側でしょう!


「イチイ、ステイ!!」

気をつけの姿勢でシュタっとお兄様の前に来るチィちゃん。

だから、お兄様、ヨシヨシ、じゃないの。

あ、良いのか。


「皆さん、落ち着きましょう?

俺がお二人に話を聞いて貰ったのは、王家を滅ぼす為ではなく、「え、違うの?」

ヒサギ様、お気持ちはよぉーっく分かりますが、国家反逆罪とか俺を含めて皆になって欲しくないです。


勝手に滅びろ、こんな国。


話が逸れた。えっと、最初に決闘騒ぎを話した時に、お願いしたじゃないですか。

決闘に誰が出るのか、と、自称聖玉の剣サマの情報。

何でこんなに殿下が自信満々なのか不思議なんです。

ハジカミ、どうなりました?探れました?」


「ああ、アレね。

イチミがハジカミの最終試験だって、一緒に入るって事だったけど、

そう言えば、まだ報告来てないわね?急がせましょう」


「お願いします。あと、こうなると1回学園に行って、殿下と決闘の条件を含めて話し合いしなきゃダメだと思うんです。

学園側にその旨相談したいんですが」


「そうね、学園長に話をしてくるわ」


「あ、俺達の担任の先生も一緒に。あの先生は話の分かる人です」


「分かったわ。最初の予定だと、決闘は今週末だったのよね?

じゃぁ、今日、は無理ね?明日朝イチで面会出きるように、今、約束を取り付けましょう。

ケヤキ!!すぐに準備を!!」

「かしこまりました」

辺境伯の執事さん、相変わらず素晴らしい働きです。


「夫人もヒサギ様も、ずっと迷惑おかけしてすみません」

お兄様が頭を下げるので、私も一緒にお詫びします。


「なに言ってるの!!未来の嫁「うちは婿!」のためよ!!

ひとっつも苦じゃないわ!!むしろ喜んで!!」

「早くに貴方達がセンバになるのよ!楽しみしかないわ!!」

「「ねぇ!!」」

ヒサギ様も夫人もとびきりの笑顔で私達を抱きしめてくれます。


「イチイもいらっしゃい!イチイも嬉しさしかないわよね?」

「ハイ!!ぎゅーですぅぅぅ!!」

そう言って、チィちゃんもタックルばりに抱きついてきます。

「ワンワン!」

ええ、ロアも大事な一員ですわ!!


「お兄様、私達、愛されてますわ」

「うん、どうやって返したら良いんだろうね?」

お兄様がくしゃっと泣きそうに笑います。


「天使サマ達は」「大人しく」「私達センバの愛に」

「「「溺れてればいいのよ!!!」」」

「「きゃーー」」

ぎゅうぎゅうと抱き締められていると


ばーーーーんと扉が開いて


「リオリアが悲しくなってる気がした!!って、なんかイロイロ溢れてるな?!!」


ライ様が部屋に駆け込んで来ました。


相変わらず、絶妙なタイミングですわ。


ライ お、おお俺も、リアをぎゅーっとして良いだろうか?!

リオ お前にリアは、まだやらーーーん!

リア まだ、ですわ!いずれ!

ライ  ック!認めて貰うため修行してきます!

ヒサギ 修行と称して、王城を破壊してきたら?

リオリア ストーーーーーップ!!!


***************


お読み頂きありがとうございます!

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