曲が頭から離れない時って、あるよね!
お読み頂きありがとうございます。
100話目まで来ました。
今後ともユーディリア、エミリオとセンバの面々をよろしくお願いいたします。
シラヌイ様とセリが王都に戻る1週間前、やって来ちゃいましたわ。
ちゃちゃちゃん、ちゃちゃちゃん、
どォォォォーーン!!!
ちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ
「てんしさまぁぁ!
てんしのいもうとさまぁぁぁ!!!
お"あ"い"じだがっだぁぁぁぁーーーーーー!!!」
ドン ドン ドン ドン!!
「イチイ嬢!!
この際、着地は見過ごそう!」
ちゃちゃちゃん、ちゃちゃちゃん、
ちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ
ちゃちゃちゃん、ちゃちゃちゃん、
ちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ
「どぅわーーーーーん」
ドン ドン ドン ドン
「わかったから、わかったから!慟哭とともに地面叩くの止めて!!!
クレーター出来てるから!!!近づけないから!!」
お兄様がイチイ嬢に大声で訴えます。
「イチイ様、お顔を見せてくださいなーー?」
私も叫びます。
「は"い"ぃ"ぃ"ぃ"」
クレーターの真ん中で、パッと顔を上げるイチイ嬢。
「ようこそお越しくださいましたわ。
ようやくお会い出来て私達も嬉しいです。
これから冬までお願いしますねーー?」
両手を振って、ニッコリ笑ってお出迎えすればイチイ嬢の手も止まります。
「ふぅー。ヤバかった。
いや、でも、うん、いらっしゃい」
お兄様もポリポリ頬をかきながらお出迎えです。
「とぅとぉい!!」
「「あ」」
イチイ嬢、白目を剥いて後ろに倒れます。
ロアがすかさず後ろに入り込み、支えます。
「ロア、お利口さんですわ!」
「うん、久しぶりに白目見た。顔面耐性、リセットされた?
とりあえず、シラヌイ様、運んでもらっていい?」
「了解」
飛んでいったシラヌイ様、一瞬で戻って来ます。
「って、シラヌイ様、肩に担いで行くの?!荷物扱い?!」
お兄様がびっくりしながらついて行きます。
うん、私の頭の中のゴ○ラのテーマ曲も終わりましたわ。
客間のソファーに寝かせると、イチイ嬢と一緒に来た人が挨拶してくださいました。
「いやー、どうもはじめまして。
私、センバ商会レイク支店の支店長をしてますドラルと申します。
今後どうぞご贔屓に」
「こちらこそ、いつも無理を聞いてもらって助かってます。
エミリオ・エアトルです。そして、こっちが」
「妹のユーディリア・エアトルですわ」
「「こちらこそ、よろしくお願いします」」
「ぐふぉ」
私達がご挨拶したら、支店長さんが崩れ落ちましたわ?
「お話は聞いておりましたが、なかなかの破壊力ですな。
お二人とも、実にお可愛らしい。
いや、男性のエミリオ様にその表現は失礼でしたな。申しわけない」
「僕とユーディリアはセットですから。妹が世界一可愛いのは当然ですので、お気になさらず」
お兄様、胸を張って言うことですの?
「このような一介の商人にも気さくに冗談で和ませてくださる。これは会長達がお気に召すのも頷けます。
我々も協力は惜しみませんので、いつでも、何でもおっしゃってくださいね」
お兄様と顔を見合わせて
「「ありがとうございます」」
支店長さんにニッコリ笑ってお礼を伝えましたわ。
「ブフォ!イチイお嬢様が倒れるのもわかりますな!
ンンッ!
気を取り直して、今日はイチイお嬢様を送り届けて、お二人との顔繋ぎにやって参りました。
辺境伯様は、魔の森がお嬢様のせいで活性化しておりますので、来れませんでした。
夫人もそのサポートと、ご長男様がまだ小さいですからな、今回来るのは見合せられました。
そして、一応、今回お嬢様はユーディリア様の護衛としての派遣ですので、護衛とはなんぞや、を学んで貰うために、商隊の護衛に混ざって来ていただきました。
お嬢の生活用品なんかを運んでございます。
何か足りないものなどありましたら、レイク支店までお願いいたします」
「何から何まで、ありがとうございます」
お兄様がお礼を言います。
「いやいや、エミリオ様は素晴らしい方ですな。
普通にお礼を言ってくださる。
貴族にはあまりないことです。
商人など、用意して当然、むしろ用意させてやっている、取引出来て嬉しいだろう、ありがたく思え、みたいな貴族が多いのです。
エミリオ様の丁寧な態度、痛み入ります。
ですが、老婆心ながら、言わせていただくと、舐められないようにお気をつけくださいませ。
我々には、もっと毅然とした態度でかまわないのですよ?」
「本当に、センバ商会には良くしてもらってるからね。
大丈夫、ちゃんと人を見て態度を変えてますから。
でも、ご忠告は有り難く受け取っておくよ」
お兄様もクスクス笑って答えます。
「いやはや、本当に余計なお世話だったようです。
私個人としても、お二人には、是非とも協力していきたい。
今後ともよろしくお願い致します!」
お兄様と支店長、最後はがっちり握手でお別れしましたわ。
そうでしょう、そうでしょう。
お兄様の魅力は天元突破ですのよ!!!
コンテスト参加してます。
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