表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

目覚めない

「目覚めよ、選ばれし者よ」


僕、小鳥遊そらは毎朝こんな声を聞いて起きる

何が選ばれし者よだ

この僕が何に選ばれたというのだ

まあ この声のおかげで最近寝坊をしていない

規則正しい生活を送っているので健康の権化のようだ


しかし今日はいつもとは違った

なにせ今日は珍しい休日なのだ

お昼頃まで寝ていたい

こんな声は耳障りでしかない


「目覚めよ、選ばれし者よ」

寝かせろよ

「目覚めよ、選ばれし者よ」

頼むから静かにしろよ

「目覚めよ、選ばれし者よ」

もういいだろ

「あれ?死んでる?」

もう それでいいから 寝かせろよ

「先輩、なんか死んじゃってるっぽいんですけど」

「は!?……まあ あんなブラック企業に務めてたら早死すると思ってたからな」

「えー、先輩 早死するに賭けてたんですか?私はしないにかけたんですけどー」

「いや、オレも早死するに1票だが」

「先輩も負けてるじゃないですかwwww」


まてまてまて 何なんだこいつら

人の生死で賭けて遊んでんのか!?

でもまあ 勘違いしてくれてるみたいだし

僕はねる

やっと平穏な日常が手に入りそうだ

あ でも目覚まし買っとかなきゃな

明日でいいか


「先輩、蘇生させます?」

「別にさせなくてもいいんじゃないか?」

「いや、でも 蘇生させましょうよ

こんなやつでも選ばれし者らしいですから!!」

「何ムキになってんだよ」

「え!?いやームキになっては無いですよー アハハ」

「お前、早死しないにいくら賭けたんだ?」

「……5万……」

「5万!?そんな大金!?」

「だって、悔しかったんですもん お前どうせお金ないだろって」

「ハイハイ おバカですねー」

「お願いします 蘇生させてやってください」

「分かったよ その代わり今度なんか奢れよ」

「ありがとうございます!!」


「とりゃとりゃとりゃとりゃ生き返れー」

「略式でいいんですか?」

「まあ 別に死んでんだから副作用はおきないでしょ」


最初から素直起きてれば……


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ