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夏の1日
なし
飛行場が小さい
あんなに長かった
滑走路。
遙かに、見える。
そして、
突然に
白い雲に突入。
無音
ミーンミーンミーン。
静寂。
飛び立つ
家の庭
門脇の木に
いたのだろう
小学生が
騒いでいる
「明日、おじさん来るんでしょう」
「何時頃くるのかなあ」
「さあさあ、何時になるでしょうねえ」
アイロンをかけながら
若い母親が
応えている
「ねえ、おじさん
何か買ってきてくれるかなあ」
男の子が
母親の背中に
もたれながら、
母と息子の会話が
蝉のこえの中
続いている。
視点が変わる。
8月の
強烈な熱線。
そして
雄大な山裾
パラグライダーに
乗っているかのよう。
鳥の視線。
なし




